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近距離無線通信技術の一つ。2.4GHz帯の電波(ISM、世界的に免許の要らない電波帯域)を使用するもので、ディジタル機器で広く使われている。
周波数帯は2.4GHz帯のISMで、FHSS(周波数ホッピングスペクトラム拡散)方式を採用している。
ごく短距離の通信を目的とし、これまであった、短くて邪魔なケーブルを無くすことを主たる目的として作られた。
通信の暗号化とFHSSメカニズムから、セキュリティ面でも有利である。
Bluetoothは直訳すると「青い歯」だが、そのような意味は無い。
語源は10世紀のデンマーク王であるハーラル王(908?〜986)に由来しており、王の本来のあだ名の「浅黒い肌の権力者」(浅黒い肌はBlå、権力者はtan)を英語の音に写したものがbluetoothである。
ハーラル王は、デンマークとノルウェーを無血統合したことから、異なる機器を繋ぐ規格名にふさわしいとして採用された。
Bluetoothには、多くのバージョンがある。
Bluetoothは、有線ケーブルを無線化するための技術である。
それまでは、ごく短いケーブルで繋いでいたようなものを無線化することを主たる目的とする技術であり、様々な機器を相互接続することを想定している。
このため用途に応じて様々なプロトコルが使われる。しかし、全ての対応機器が全てのプロトコルを実装する必要も必然性も無く、現実には使うものだけが実装されていれば実用充分である。そこで、目的に応じて必要なプロトコルなどが決められており、これを目的ごとにまとめ「プロファイル」と呼んでいる。
Bluetoothで互いに接続するためには、通信しようとする機器同士が同じプロファイルを持っている(対応している)必要がある。但し、プロファイルにはサーバー側とクライアント側の区別が存在するため、ある方向に使える機能が逆方向にも使えるとは限らない。
Bluetoothは無線で通信するため、互いを認証する作業を要する。これを「ペアリング」と呼んでいる。無関係の機器と交信してしまわないよう、セキュリティのために存在する。
ペアリングでは、PINコード(パスキー、PINキーともいう)を入力し、これを元にして固有のリンクキーを生成して通信が可能となる。手入力が基本だが、小型装置では固定であったり、いくつかからの選択式であったりすることもある。
リンクキーは互いの装置間に保存されるので、一度ペアリングが成功すれば、以降はわざわざペアリングをする必要は原則として無い。ただし小規模な装置では、保存出来るリンクキーが一個限定ということがあり、この場合は他の機器とペアリングすると、前の装置と通信するためには再度ペアリングせねばならない。
電波強度と到達距離に応じて、クラスが定義されている。
携帯電話機などでよく使われているのはClass 2である。
用途に応じて様々なプロトコルがあるが、用途ごとに定義されたプロトコルの使用方法(構造)の標準をプロファイルという。
通信しようとする機器同士が同じプロファイルに対応している場合のみ、そのプロファイルに応じた機能を利用することができる。
この中で、比較的よく使われているのは、DUN、FTP、OPP、HSP、A2DP、AVRCPなどである。
Bluetoothで使われている主要なプロトコルは次の通り。
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