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発酵
辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO)
読み:はっこう
外語:fermentation
品詞:さ変名詞

微生物、例えば菌類(酵母など)や細菌(乳酸菌など)の作用によりが分解され、乳酸アルコールなどを生ずる反応のこと。

目次
概要

ほぼ同義の用語に「腐敗」がある。

人間にとって有益であるものを発酵、そうでないものを腐敗と呼び分ける。更にいえば、発酵は腐敗の一種である。

特徴
主な用途

驢ア酵食品を作るために広く用いられている。

最も代表的な例は、アルコール驢ア酵である。酒をはじめとしたアルコール飲料の製造に使われている他、パンの製造にも使われている。

そのほか、日常では多くの食品が発酵によって作られている。醤油味噌などが例だが、これらは様々な種類の微生物によって作られる。

主な発酵
発酵、醗酵、発酵

正字では「発酵」と書く。その後、当用漢字が制定されるにあたり、漢字表から「発」の字が漏れたため、「発酵」と書くようになった。これが今に至る。

なお「醗酵」という表記は当用漢字表の副産物で、朝日新聞が大々的に始め、JIS漢字表などでも採用された「拡張新字体」によるものである。

リンク
関連する物質
乳酸
アルコール
関連する用語
腐敗
解糖系
発酵食品

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