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430MHz帯

辞書:通信用語の基礎知識 無線・アマチュア編 (WAHAM)
読み:よんひゃくさんじゅうメガヘルツたい
外語:430MHz band 英語
品詞:名詞
2000/08/27 作成
2011/12/26 更新

アマチュア無線に用いられる周波数帯域(アマチュアバンド)の一つ。波長が約70cmであることから、俗に「70cm」と呼ぶことがある。

  • 電波帯域UHF
  • 指定周波数 ‐ 435MHz
  • 周波数域 ‐ 430.00〜440.00MHz
  • 利用条件 ‐ 4アマ以上 (つまり、すべてのアマチュア無線技士が利用可能)

144MHz帯は常に混雑しているため、多少交信距離が短くても混信の少ないバンドで運用したい場合に用いられる。

レピータ(中継器)運用も可能。

またチャンネル数も144MHz帯より多く、都市部ではFMメインバンドとして運用される事が多い。デュアルバンド無線機として144/430MHz帯に対応したものもよく使われている。

過去一時期、430MHzも混雑が酷くなり、それらの地域では更に上の1200MHz帯が使用されたが、現在では携帯電話の普及によって身近な連絡などの需要が減ったこともあり、430MHz帯の混雑はかなり改善されている。

電話用

FM無線電話で使える範囲(レピーター通信、衛星通信、月面反射通信の場合を除く)は、次の通り。

  • 431.42〜431.90MHz
  • 432.12〜434.00MHz
  • 438.02〜439.00MHz

430MHz帯では、これら以外の周波数は無線電話用ではないので、無線機から不用意に発信しないよう注意せねばならない。

念のため

  • FM無線機で電話通信をする場合の使用区分は「広帯域の電話・電信・画像」「全電波形式」である。
  • 業務には使えない。仕事の話をすることは違法である。仕事の話は業務用無線を使用すること。
  • 周波数の独占は認められていない。空いている周波数を使うこと。
  • アマチュア無線はみんなが聴いている。他人に聴かれても恥ずかしくない話をすること!
  • 特に、猥談(すけべな話)は電波法違反。

一覧

各周波数は、次のように用いられている。

以下の使用区別は、電波法第61条、無線局運用規則第258条の2の規定に基づく、平成21年総務省告示第179号(2009(平成21)年3月30日施行)により定められているものである。

430.00〜430.10MHz
CW (A1A)
430.10〜430.70MHz
CW、狭帯域の電話・電信・画像 (全電波型式)
このうち430.5〜430.7MHzは、狭帯域ディジタルによる通信にも使用可能 (全電波型式)
430.70〜431.00MHz
VoIP通信 (全電波型式)
公衆網に接続し音声等の伝送を行なう通信用。インターネットを利用して遠隔操作する通信を除く
431.00〜431.40MHz
広帯域ディジタル (F1D、F2D、G1D)
431.40〜431.90MHz
広帯域の電話・電信・画像 (全電波型式)
431.90〜432.10MHz
狭帯域のEME(月面反射通信) (全電波型式)
432.10〜434.00MHz
広帯域の電話・電信・画像 (全電波型式)
公衆網に接続し音声等の伝送を行なう通信には使用できない。
433.00MHzに限り、F2A/F3Eでの連絡設定を行なう通信専用(呼出周波数)。
434.00〜435.00MHz
レピーター (全電波型式)
JARLの中継用無線局に係わる通信専用
435.00〜438.00MHz
衛星通信 (全電波型式)
438.00〜439.00MHz
全電波型式で利用可能。元々は実験および研究用とされていたが、現在は電話も可となった。
439.00〜440.00MHz
レピーター (全電波型式)
JARLの中継用無線局に係わる通信専用

なお、総務省告示では「この周波数帯の使用は、国際周波数分配表に従って運用しているアマチュア業務以外の業務の無線局に妨害を与えない場合に限る」との但し書きがある。

特殊な用途

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