ISO/IEC 8859-1

読み:アイエスオウ・アイイースィー・はちはちごーきゅう・いち
外語:ISO/IEC 8859-1
品詞:固有名詞,+規格

ISOによって規定された文字集合の規格ISO/IEC 8859のうち1番目の仕様。この仕様はLatin-1とも呼ばれ、西欧言語に対応するラテン文字セットを定義する。

CHARSET_NAME(CCS名)は「ISO-8859-1」である。

ISO/IEC 8859の中でも特に重要と考えられる仕様で、ASCII文字集合の全てを含む拡張仕様として、既にASCIIに取って代わっている。

ISO/IEC 10646-1Unicodeの先頭256字は、このASCII+ISO/IEC 8859-1と同一であることも特筆に値するところである。

略史

  • 1986(昭和61)年2月15日: ISO 8859-1制定
  • 1998(平成10)年4月15日: ISO 8859-1改正、ISO/IEC 8859-1に名称変更

他のISO登録状況

標準版はISO-IR 100として登録されている。

ISO-IR 100のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンスは次のとおり。

  • G0: -
  • G1: ESC 2/13 4/1
  • G2: ESC 2/14 4/1
  • G3: ESC 2/15 4/1

10/4にある通貨符号¤をユーロ記号€に置換したものがISO-IR 204として登録されている。

ISO-IR 204のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンス次のとおり。

  • G0: -
  • G1: ESC 2/13 6/3
  • G2: ESC 2/14 6/3
  • G3: ESC 2/15 6/3

ISO/IEC 8859-1文字セット

 上位4ビット
2/103/114/125/136/147/15
0NBSP°ÀÐàð
1¡±ÁÑáñ
2¢²ÂÒâò
3£³ÃÓãó
4¤´ÄÔäô
5¥µÅÕåõ
6¦ÆÖæö
7§·Ç×ç÷
8¨¸ÈØèø
9©¹ÉÙéù
10ªºÊÚêú
11«»ËÛëû
12¬¼ÌÜìü
13SHY½ÍÝíý
14®¾ÎÞîþ
15¯¿Ïßïÿ

ISO/IEC 8859-1が公式ないし事実上、対応できる言語は以下のとおり。配列順序は日本語名の50音順による。括弧内はISO 639で規定される2文字の言語コードである。

  • アイスランド語(is)
  • アイルランド語(ga)
  • アフリカーンス語(af)
  • アルバニア語(sq)
  • イタリア語(it)
  • 英語(en)
  • オランダ語(nl)
  • カタロニア語(ca)
  • ガリシア語(gl)
  • グアラニー語 (gn)
  • ズールー語(zu)
  • スウェーデン語(sv)
  • スコットランド語(gd)
  • スペイン語(es)
  • スワヒリ語(sw)
  • デンマーク語(da)
  • ドイツ語(de)
  • ノルウェー語(no)
  • バスク語(eu)
  • フィンランド語(fi)
  • フェロー語(fo)
  • フランス語(fr)
  • ポルトガル語(pt)
  • ラテン語(la)
  • レト・ロマンス語(rm)

但し一部文字が不足するため、フィンランド語(fi)とフランス語(fr)とオランダ語(nl)には完全対応していない。

フィンランド語で不足する字は「Š」「š」と「Ž」「ž」である。但し本来のフィンランド語にはない字であり滅多に使われない字で、実用上は問題ない。

フランス語で不足する字は「Œ」「œ」である。

オランダ語で不足する字は「IJ」「ij」である。

この文字集合の後継はISO/IEC 8859-15(Latin-9)である。