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マンニトール
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・食品添加物編 (NSUBNFA)
読み:マンニトール
外語:mannitol
品詞:名詞

糖アルコールの一。甘味料としての他、利尿薬としての働きがある。

分子式C6H14O6分子量182.17。光学異性体(D体とL体)がある。

融点166℃〜168℃、沸点290〜295(3.5mmHg)。CAS番号はD体が69-65-8、L体が643-01-6。

D-マンニトール
D-マンニトール

代謝インシュリンに依存しないため、糖尿病患者の血糖値を上昇させないという利点がある。過量摂取により一過性の緩下作用(下痢)がある。

甘味砂糖の60%〜70%程度で、カロリーは半分。

静脈注射すると、殆ど代謝されずに尿として排泄されるが、その際に尿細管水分の再吸収を抑制するため、浸透圧性の利尿作用がある。

リンク
物質の特徴
糖アルコール
関連する物質
インシュリン
関連する用語
糖尿病
尿
尿細管

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