プリオン病の病原体である蛋白質のこと。
英名PRIONは「感染性を持つ蛋白粒子」という意味の略語である。この病原体はBSL-3(バイオセーフティーレベル3)に分類される。
この蛋白質は、次のような病気の原因となると考えられている。
「プリオン蛋白」自体は、人間の脳などにも普通に存在しているもので、通常の状態であれば病原体ではない。
人間の場合、第20番染色体にあるプリオン遺伝子がプリオン蛋白を産生する。
これは細菌でもウイルスでもない単なる蛋白質であり、遺伝子を持たないため自己増殖もできない、つまり生物ですらない。
この病原体は何しろ無生物ということもあり、冷凍しても加熱しても紫外線を照射しても、びくともしない。にわかには信じがたいが、1500℃で加熱しても壊れず、感染性を失わなかった、とするイギリスの論文がある程である。
異常プリオンを不活性にするには、根拠の出所は不明ながら次のような方法があるとされている。
しかし、このような事をした肉が人間の食品になるとは思えず、つまるところ、
くらいしか、打つ手はない。