WinMX

読み:ウィン・エムエックス
外語:WinMX
品詞:商品名,@道具

Napstarクローンの一つ。作者はFrontcode Technologies。フリーソフトウェア。

当初は、各種OpenNapのサーバに接続して曲(mp3)を検索し、ダウンロード出来るのが特徴だった。

MusicCityがOpenNapの運用をやめてしまい、一時期は下火になったが、WinMX Ver.2.6から独自のPeer to Peer技術WPNPを採用したことで、総合ファイル交換ツールとしてユーザが増えた。

WinMXは大きくVer2.6とVer3.xの2バージョンが主流となっているが、両者は殆ど別物である。Ver2.6はファイル交換ソフトウェア、Ver3.xはファイル共有ソフトウェアとなっている。

Ver2.6までのWinMXでは、ファイルは基本的にユーザ両者がお互いのファイルを交換していた。従ってファイル共有せずにダウンロードしかしないDOMは嫌われた。

それに対してVer3.xは、WPNPで構築される巨大なネットワークからファイルのダウンロードを行なう、という点を重視した設計がなされている。そのためVer3.xからはAFSAEQなどの新機能が搭載されている。

Ver3.xは、DOMには天国だが、そうでない、交換を主にしている人には敬遠された。そのため、2002(平成14)年9月8日正午からVer2.6でのWPNP接続が出来なくなってからも、最新バージョンのVer3.xへの移行をためらう人が多く現われることとなったのである。

標準で日本語が使えるので便利らしく、日本でも普及が進んだ。

しかし市販ソフトのコピーの温床にもなっていたため、2001(平成13)年11月28日に著作権侵害(公衆送信権の侵害)の疑いで、東京都杉並区の大学生(19歳)と埼玉県さいたま市の専門学校生(20歳)の二人が逮捕されている。

また、猥褻画像陳列による逮捕者なども出ている。

アメリカでは現在、ファイル交換サイトに対する法的取締りが強化されており、その中でWinMX.comも2005(平成17)年9月22日、運営が停止させられた。これによってWinMXソフトウェアの配布は停止し、またWinMXのセンターサーバへの接続も不可能になった。

この理由は米最高裁が2005(平成17)年6月に下した、「著作権を侵害する道具を配布する者は、その道具の利用者が犯した著作権侵害行為にも責任があると見なす」という、無茶苦茶な判決によるもので、これを根拠にRIAAの圧力で閉鎖に追い込まれたとされている。