エボラ出血熱

読み:エボラしゅっけつねつ
外語:Ebola Hemorrhagic Fever
品詞:名詞

エボラウイルスに感染することで発熱や倦怠感を起こし、数日中に発疹を発症する病。

病原体であるエボラウイルスは、患者の血液や体液の接触により感染する。ウイルスは、や骨格筋以外の全ての体細胞に感染できるとされている。

また、エボラは感染能力と増殖能力が極めて強く、僅か数個のウイルスで感染が成立する。このため、異常な細胞を発見して先制攻撃する細胞性免疫の力では防御しきれない。

症状

血管が侵され、皮下出血、眼球の結膜や皮膚、舌、歯茎や口腔粘膜などから次々と出血する。

臓器が侵され、下痢に出血が混じるようになり、食べたものを嘔吐するようになり、やがて多臓器不全で死亡する。

致死率50〜90%以上。

免疫

免疫のうち、生体の細胞性免疫はリンパ球のT細胞によって起こるが、免疫で対応できる以上の速度でウイルスは感染、増殖してしまう。

このため、細胞に備わっている修復機能では追いつかず、細胞は壊死してしまう。細胞が壊死すると、細胞内にある蛋白質分解酵素などが流出し、これが他の細胞にダメージを与える。この酵素の被害で壊死させられた細胞もまた同様に酵素を出すため、被害は広範囲に及ぶことになる。

影響で、細胞をつなぎ止める細胞外基質なども溶け、全身の細胞は脆くなる。皮膚や臓器だけではなく血管も同様であるため、全身で皮下出血などが起こることになる。

進行

頭痛や倦怠感から症状が始まるとされる。やがて眼、咽頭が冒され痛みを発し、次に消化器系に障礙が及び、腹痛、下痢、嘔吐が起こる。

発症後数日で嘔吐物や下痢便に血液が混じるようになる。この血液には溶け出した自身の身体の一部が含まれる。この頃になると、小腸に胆管で繋がる肝臓も冒され始める。

肝臓が冒され肝機能が低下すると、肝臓で作られる血液凝固因子も少なくなり血液を止めにくくなるため、ひとたび出血が起こると大出血になりやすい。眼球の結膜、舌、歯茎、口腔粘膜などから出血が起こるようになる。

かくして、エボラウイルスに感染すると全身あらゆる箇所から出血し、悲惨な末期を遂げることになる。

治療

現時点では、有効な治療法はない。

主にアフリカで蔓延している。支那でも蔓延していると言われているが、支那共産党が情報封殺を実施しているため、その詳細は明らかではない。

アフリカ

アフリカでは過去何度か大流行を起こしている。地域ごとに特徴があり、複数の株(型)があることが知られる。

  • コートジボアール株
  • スーダン株
  • レストン株
  • ザイール株

うちレストン株はヒトへの感染力がなく、コートジボワール共和国、コンゴ民主共和国(旧・ザイール)、スーダン共和国で発生する三種類の株はヒトに感染する。

ヒトに対し病原性がある株が発見されたのは、1976(昭和51)年に患者から分離されたスーダン株とザイール株である。

近年では、2007(平成19)年9月20日頃にコンゴで死亡例1件が報告され、過去4ヶ月で170人以上がエボラで死亡している可能性が出てきた、と報じられている。

支那

2005(平成17)年7月25日付の大紀元時報によると、支那共産党はエボラ出血熱に対する会議を開いたとしている。実際に、支那では中部から南部にかけ、エボラ出血熱が蔓延しているとされている。

支那のウェブサイトboxun.comでは、四川省のアウトブレイクを調査した支那人医師のインタビューが紹介されており、これもエボラ出血熱説の根拠となっている。これによると、エボラとは異なるウイルスで遺伝子が組み換えられた可能性がある、としており、支那共産党の軍の開発したウイルス兵器が漏れ出した可能性を示唆している。

「染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(平成10年10月2日法律114号)、通称「感染症予防法」では、「一類感染症」に分類される。

学校においては、学校保健法(昭和33年4月10日法律第56号)第12条で、伝染病患者は「出席停止」となる。学校保健法施行規則(昭和33年6月13日文部省令第18号)で予防すべき伝染病の第一種にエボラ出血熱が指定されており、その出席停止の期間は「治癒するまで」としている。

つまり、エボラ出血熱に感染した場合は治るまで学校に行ってはいけない。とはいえ、罹れば二度と学校に行けなくなる可能性の方が高い。