情報量の単位の一つ。派生して記憶装置の容量にも使われる。
バイトの大きさは、実際には未定義である。つまり、決まっていない。
1バイトは、多くの場合8ビットと等価で、この場合はオクテットと呼ぶ。8ビットの場合は1単位で256値(2の8乗)の情報を扱える。
但し、昔の7ビット処理のコンピューターでは7ビットが1バイトであり、汎用機の中には9ビット長を1バイトとして扱う装置がある。また、Unicode文字セットのような16ビット長を単位とする処理系では、1単位16ビットが1バイトと呼ばれる。
従って、厳密に8ビット単位を重視する場合には、オクテットという単位を用いる。
バイトに関連する単位に、次のようなものがある。
バイトという単位は小さいため、より大きな単位も使われる。旧式スタイルは現在もよく使われているが、国際電気標準会議(IEC)はバイナリ接頭語を使うことを推奨している。
バイトより小さい単位にビットがあるが、どちらもBから始まる語である。区別するときには、大きい方であるバイトは大文字のB、小さい方であるビットは小文字のbで表わす。
用語の所属

情報量
関連する用語

汎用機

Unicode

バイトオーダー

ハードディスク計算