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準惑星

読み:じゅんわくせい
外語:dwarf planet
品詞:名詞
2006/08/24 作成
2007/03/22 更新

太陽系の天体の一つで、惑星に似た小型の天体のこと。仮称は「矮惑星」だった。

小惑星あるいはカイパーベルト天体であるが、その中でも比較的大型のものをいう。

定義

太陽系においては、以下の条件を満たすものを準惑星とする。

  1. 太陽の周りを回る。
  2. 十分大きな質量を持ち、自己重力が他の力を上回ることで殆ど球状の形を有する。
  3. その軌道の近くで他の天体を掃き散らしていない。
  4. 衛星でない。

「十分大きな質量」など、極めて主観的な定義であるが、歴史的経緯との兼ね合いから明確な既定ができず、このような結論に至ったものと考えられる。

元々、惑星という語は歴史的な慣用語であり、明確な定義はなかったが、9番目の惑星として冥王星が登録されて以降、冥王星より大きな天体が多数発見されるようになった。

このため惑星という語に明確な定義が求められるようになり、2006(平成18)年に国際天文学連合(IAU)により定義が作られた。

準惑星という表現は、太陽系の惑星という古典的な枠組みを維持することを目的に作られた枠組みであるので、太陽系以外の惑星系には適用されない。

つまり、系外惑星系で小型の惑星が見つかっても、それは惑星であって準惑星とは呼ばれないと考えられる。

太陽系で、準惑星として、公式・非公式に認知されているのは、太陽から近い順に次の4星である。

  1. ケレス (小惑星番号1)
  2. 冥王星 (小惑星番号134340)
  3. カロン(かつては冥王星の衛星と考えられていた)
  4. エリス (2003 UB313、小惑星番号136199)

次の天体は、準惑星の有力な候補と考えられている。

  • 2003 EL61 (小惑星番号136108)
  • 2005 FY9 (小惑星番号136472)