IPv4アドレス

読み:アイピー・ヴィーよん・アドレス
外語:IPv4 Address: Internet Protocol version 4 Address
品詞:名詞

IPv4で用いられるIPアドレス。32ビット長である。

IPv4アドレスは32ビットの長さがあるが、枯渇寸前となっている。

地域インターネットレジストリ(RIR)の未分配IPv4アドレスの在庫は、2010(平成22)年には枯渇すると予測されている。

幾つかの対策が考慮されているが、長期的視野では、IPv6に移行することが唯一解であると考えられている。

ドット記法

アドレスは、ピリオドで区切って表記する「ドット記法」が一般的である。次の四通りがある。

  • a.b.c.d
  • a.b.c
  • a.b
  • a

4個の部分アドレス

もっとも一般的な表記方法であり、IPv4アドレス表記方法の基本である。

各部分は8ビットのデータとして解釈され、左から右の順に、32ビットが割り当てられる。

3個の部分アドレス

3個の場合、一番最後の部分が16ビット値として解釈される。

このスタイルでは、クラスBのアドレスを、「172.16.1000」のように表現することができる。

2個の部分アドレス

2個の場合、一番最後の部分が24ビット値として解釈される。

このスタイルでは、クラスAのアドレスを、「10.67890」のように表現することができる。

1個の部分アドレス

1個の場合、値は32ビット値としてそのまま扱われる。

かつては、この32ビットを大きく5つのクラスに分けて利用していた。

但し現在はCIDRと呼ばれる方法に移行しており、このクラス分けは名残りとして残る程度となっている。

以下に示すアドレスは、特殊な用途に使用されるために定義されている。アドレスの範囲についてはRFC 3330外部リンクなどに記述がある。

アドレス範囲用途参照
0.0.0.0/8このネットワークRFC 1700外部リンク
10.0.0.0/8プライベートIPアドレスRFC 1918外部リンク
14.0.0.0/8Public-Data NetworksRFC 1700
24.0.0.0/8CATVネットワーク上でのIPネットワーク 
39.0.0.0/8予約RFC 1797外部リンク
127.0.0.0/8ループバックアドレスRFC 1700
128.0.0.0/16予約 
169.254.0.0/16リンクローカルアドレス(APIPA用) 
172.16.0.0/12プライベートIPアドレスRFC 1918
191.255.0.0/16予約 
192.0.0.0/24予約 
192.0.2.0/24Test-Net(例示用のアドレス、example) 
192.88.99.0/246to4リレールータ用エニキャストアドレスRFC 3068外部リンク
192.168.0.0/16プライベートIPアドレスRFC 1918
198.18.0.0/15ネットワーク相互接続装置のベンチマークテスト用RFC 2544外部リンク
223.255.255.0/24予約 
224.0.0.0/4マルチキャストアドレスRFC 3171外部リンク
240.0.0.0/4予約RFC 1700