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横浜横須賀道路
辞書:国土用語の基礎知識 高速道路名・関東編 (EWHT)
読み:よこはま-よこすか-どうろ
外語:Yokohama-Yokosuka Road
品詞:固有名詞

国道16号のバイパス道で、横浜市から横須賀市まで伸びる自動車専用道路かつ一般有料道路である。通称は「横横」「横々」。横浜の横と、横須賀の横を取って繋げたものである。

目次
道路の情報

キロポストに書かれる略号は「横々」。

起点・終点

「国道16号」としては、横浜を起点に時計回りに首都圏を巡る環状道路であるので、横須賀→横浜で横須賀側が起点方向となる。

が、横浜横須賀道路としての起点がそれと一致するとは限らない。キロポスト、IC番号は、横浜側から数えられている。

設計諸元
規制等
法定路線名

「横横」のキロポストは、新保土ヶ谷ICが起点である。

建設計画

国道16号の混雑を解消することを目的とするバイパス道である。

開通当初は日野IC〜朝比奈ICの横浜市内だけであったことから「国道16号南横浜バイパス」と呼ばれていた。この区間開通の翌年、横浜横須賀道路と改名され、横須賀市の方へと延伸が開始された。

2009(平成21)年に馬堀海岸までの全線が開通したが、馬堀海岸から更に東に延伸し東京湾を渡る「東京湾口道路」(別名 第二アクアライン)などという構想(幻想)も存在する。

実際に、馬堀海岸ICは、将来的な延伸も想定した構造設計となっている。

沿革
通行料金

普通車で「40円/km(税別)」である。

狩場IC〜佐原本線料金所(浦賀IC/馬堀海岸IC)の全線(32.7km)料金は、次の通り。

道路の情報
状況

首都圏方面と横須賀エリアを結ぶ高規格幹線道路である。しかし実際に走ればお世辞にも高規格といった雰囲気ではない。

暗く、道はデコボコ、オービスまである。そのくせ料金だけは超高規格。地元ではぼったくり道路として考えられており、ゆえに渋滞とは無縁である。

全区間、東日本高速道路株式会社が管理している。かつては日本道路公団が管理していた。

ぼったくり道路

大赤字

「渋滞と無縁」ということはつまり、大赤字である。

なお、ぼったくり道路と考えている地元民には殆ど、赤字であることが知られていない。あんなに高いのに赤字になるわけがないと、皆が考えているからである。もちろん、地元民は下道を使う。

下の国道16号(現道)は慢性渋滞、そして湾岸を走る国道134号は夏の休日は凄まじい渋滞になるので、その場合は嫌でも使わざるを得ない。なお、その現道は横浜横須賀道路で儲けるため拡張する気は全くないらしい。


割引実験

2005(平成17)年6月1日20:00(@499)〜2005(平成17)年9月1日06:00(31日@916)まで、狩場IC〜朝比奈ICと並木IC〜朝比奈JCT区間での「乗り降り」(乗るのも降りるのもこの区間内であることが条件)について、ETC車のみを対象に深夜割引実験が行なわれた。

実施主体は国土交通省・横浜市・日本道路公団で構成される「横浜横須賀道路(横浜地区)夜間割引社会実験協議会」だとされている。

20:00〜00:00と04:00〜06:00が約30%割引、00:00〜04:00は約50%割引だった。

高規格な設備

高料金な道路なので、設備は充実している。

道路のあちこちにHシステムNシステムなどがあり、またオービスだけでは飽き足らず覆面パトカーも大量に走っている。

利用者が要求していない設備ほど潤沢に揃う傾向にあるようである。

横浜プール

大赤字を埋めるため「横浜プール」と呼ばれる料金プール制を導入している。

道路の特徴
支線

支線は二本存在するとされる。

高速横浜環状南線は戸塚支線だとされるが、現時点では、公的な資料でこの名が確認できていない。

接続する主な道路

横浜横須賀道路の本線のみ(支線と横浜新道を除く)。市道については名前が変わることがあるが、調査時点での名前を記載している。


高速道路、自専道

国道(一般道)

地方道
沿道施設、観光地等
主な橋

高架区間が多い。

主なトンネル
主な峠

はない。

並行する鉄道
経由する自治体
神奈川県
横浜市(保土ヶ谷区 ‐ 南区 ‐ 港南区 ‐ 磯子区 ‐ 金沢区) ‐ 逗子市 ‐ 横須賀市 ‐ 三浦郡葉山町 ‐ 横須賀市
インターチェンジなど

具体的なIC等は次のとおり。

国道16号横浜新道
国道16号横浜横須賀道路
国道16号横浜横須賀道路金沢支線

圏央道の一部。路線については横浜横須賀道路金沢支線を参照。

リンク
用語の所属
国道16号
横浜プール
関連する用語
東日本高速道路株式会社
Hシステム
Nシステム
国道134号

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