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日本神話

辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・神道編 (LFOLKES)
読み:にほんしんわ
外語:Japanese mythology 英語
品詞:名詞
2005/10/20 作成
2007/04/08 更新

日本に古来より伝わる神話。日本の国の誕生と神々が語られていて、太安万侶が編集した古事記、舎人親王が編集した日本書紀、その他多くの書物に記されている。

書物によって若干、神の名前や物語に違いが存在するが、その場合は日本最古の書籍とされる古事記の記述が尊重されることが多い。

概ね、次のように物語が続いている。

  1. 天地開闢
  2. イザナギとイザナミの誕生
  3. 国生みの物語
  4. 黄泉の国の物語 (天照大神の誕生)
  5. 高天原の物語 (誓約天岩戸)
  6. 出雲国の物語 (八岐大蛇大国主神稲羽の素兎)
  7. 国譲り
  8. 天孫降臨
  9. 筑紫国の物語 (海幸彦山幸彦神武天皇)

ちなみに世界的には、一般に神話では人間は神が創った旨が描かれるが、こと日本神話においては神は人間を作っていない点が特徴的である。

従って、日本人がどこから来たのかは、神話には描かれていない。

天地開闢

神話では、天地開闢つまり宇宙が出来た時に、天上の高天原に宇宙の中心の神である天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)が現われ、次いで高御産巣日神(タカミムスビノカミ)神産巣日神(カミムスビノカミ)が現われて、造化三神が揃った。

そして、まだ大地(地球)は若くクラゲのように漂う時、葦の芽が萌えるように宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)天之常立神(アメノトコタチノカミ)が次々と現われた。ここまでの五柱を別天神という。

この後、国狹槌尊(クニサヅチノミコト)を経て、次の神代七代へと繋がる。

神代七代

その後は次々と多くの神が現われては身を隠し、最後に伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)という男女の二神が現われた。

この七代の神々を、神代七代という。

  1. 国之常立神
  2. 豊雲野神
  3. 宇比地邇神(ウヒヂニノカミ)須比智邇神(スヒヂニノカミ)
  4. 角杙神(ツノグヒノカミ)活杙神(イクグヒノカミ)
  5. 意富斗能地神(オホトノヂノカミ)大斗乃弁神(オホトノベノカミ)
  6. 於母陀流神(オモダルノカミ)阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)
  7. 伊邪那岐命(イザナギノミコト)伊邪那美命(イザナミノミコト)

国生み

二神は天沼矛(あめのぬぼこ)で海をかき混ぜると、引き上げた矛先から落ちた塩が固まり淤能碁呂嶋(オノコロジマ)が作られた。

その島に降りて結婚し、大八島国すなわち日本列島の大小八つの島々を産んだ。これを国生みと呼ぶ。

この国生みで、女である伊邪那美命から先に声を掛けてしまったため、まず生まれたのは骨の無い畸形児、蛭子(ヒルコ)だった。二柱は悲しみ、蛭子を葦の船に乗せ流したとされる。

次は男である伊邪那岐命から先に声を掛け、無事に国を生むことが出来たとされる。

なお、蛭子が流れ着いた先は神話では語られていないが、常世国とする説の他、海を漂った後、既に生まれていた日本の摂津国へと流れ着き、ここで拾われ育てられ、後に恵比寿神となったとする説もある。

国生みが終わった後、二柱は土の神や海の神、野の神、木の神、穀物の神など様々な神々を産んだ。そして最後に火之加具土神(ヒノカグツチノカミ)を産んだ時、伊邪那美命は女陰を焼かれて死んでしまった。ここまでが国生みの物語である。

用語の所属
神道
関連する地理
淤能碁呂嶋
大八島国
高天原
黄泉の国
天岩戸
関連する用語
造化三神
別天神
天沼矛
古事記
八岐大蛇

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