神経を興奮させ、眠気や疲労感、不安などを抑える薬。睡眠薬の逆の薬ともいえる。
大きくアンフェタミン系とメタンフェタミン系に分けら、後者の方が効果が強い。アドレナリン(脳内麻薬)と同様の作用を持っている。
効能は眠くならないことだが、結果として服用者は常時活動状態となるため、薬の効果が切れると、体の疲労から強力な脱力感に見舞われる。
その効果から、使用後は何日も寝ない、などということもあるが、それでは流石に脳も体も疲れるので(但し本人は薬の効果で疲れを感じない)、幻覚や幻聴が出たりすることになる。
昔ならヒロポン、今ならシャブが覚醒剤の代名詞である。
シャブの効果を簡単に言えば、スーパーサイヤ人になれる。但し最初のうちだけで、すぐに耐性が付き、お金もなくなり体も壊して不幸になる。
実際の経験者によると、これは「元気の前借り」だそうである。利子が物凄い前借りだという。
覚醒剤の怖さは、耐性が生じるのが早いことにあり、依存症になる量に耐性が到達しやすいことにある。依存性自体は低いと考えられている。
その依存性(身体依存)は、酒や煙草、コーヒー、寝る前のオナニーよりは低いと言われるが、とは言え依存性が低いとは言っても実際に始めると、なかなか抜け出せなくなるらしい。
その上、覚醒剤を辞めることはできても、その快感は忘れることができないため、一生我慢し続けなければならない。これがいわゆる精神依存というものである。
そもそも、なぜ覚醒剤を使うと廃人にまでなるかというと、体がダメになるのではなく、精神依存が進んで、まともな社会生活が送れなくなるからである。
覚醒剤の禁断症状から、精神を病む者も多い。統合失調症(精神分裂病)などが一番よく見られる精神病である。
しかし、それでも手を出してしまうほど、覚醒剤とは強烈な快楽が伴うものであるらしい。
そして精神を病んだ状態で用いた結果、多くの異常行動を起こしたり、犯罪を犯してしまう傾向にある。
体内に取り込めば良いので、使い方は色々ある。
覚醒剤というと、漠然と注射を連想するところだが、現実にはこれをやるのはかなりの廃人で、もっと安全(?)な方法を取る者が多いのではないかと考えられている(もちろん、街中で100人に聞きました的な事が出来る訳もないので実際のところは良くわかってはいないが)。
1990年代末からは北朝鮮経由での密輸が増加し、日本での流通量の7割は北朝鮮からの密輸物となった。
なぜなら、
後に北朝鮮船籍の全船に立ち入り調査するようになってからは押収量が激減し、2002(平成14)年の押収量は387.9kgで4割が北朝鮮製だったが、2003(平成15)年の押収量は僅か1.9kgと、前年の0.5%に激減したとされる。大変喜ばしいことである。
今後も北朝鮮からの密輸は難しいと判断されたか、最近は再び支那経由での密輸が増加している。
それでも全体量が少ないため、末端で売買されるものには混ぜ物が多く、品質は悪化しているらしい。
商売としてのヤクの旨味は、巨大な利鞘が稼げるところにある。
北朝鮮も最初は小規模にやっていたが、利益率が極めて良いことと、
もちろん、それが金正日の命令であることを疑う者はいないだろう。馬鹿は楽して儲けたがるからである。