ユーラシア大陸東端の朝鮮半島にある地域。1948(昭和23)年9月に北朝鮮政府が樹立し、朝鮮半島の北緯38°線以北に北朝鮮が成立した。政治体制は主体思想に基づく独自の社会主義(人民共和国制)かつ全体主義。一般にこれは社会主義とは呼ばず、絶対王制の専制独裁政権である。経済体制は共産主義だったが、今は資本主義のようになっているとも言われる。国語は朝鮮語。首都は平壌(へいじょう・ピョンヤン)。通貨は圓(ウォン)。国歌は "朝に輝け"。
北朝鮮自体は国号を "朝鮮民主主義人民共和国" と主張しているが、政治体制が民主主義でも共和国でないのは明らかであり、日本では北朝鮮、英語でNorth Koreaと呼ばれる。また北朝鮮自身は国家を主張しているが、日本国政府を含め、殆どの国が国家として認めていない。北朝鮮は国ではなく、旧ソ連や支那共産党に支援されていた武装ゲリラが不法に土地を占拠し実効支配しているに過ぎないもので、その土地は法律上は韓国の領土である。実際に韓国で市販されている地図をみると、南北合わせて大韓民国と描かれていて、38度線などは存在していない。
北朝鮮の基幹産業は偽札作りと麻薬・覚醒剤作りである。
2002(平成14)年、北朝鮮は物不足で機能しなかった配給制度を遂に公式に廃止し事実上の資本主義を導入した模様である。これは闇市を無くすことを目的としたが、結果として大インフレを起こしただけで失敗した。その後闇市を公式の市と認めざるをえなくなったようである。もっとも、この北朝鮮とは国交がないため、実際に何をやっているのかは良くわかっていない。
大東亜戦争終戦後、南朝鮮(現在の大韓民国)が米軍により占領されたのに対し、北朝鮮はソビエト連邦によって占領されていた。その後、ソビエト連邦により任命された金日成主席による独裁政治政府が誕生、ソビエト連邦からの物資および技術の支援に頼り運営されてきた。が、ソビエト連邦は1990(平成2)年に崩壊してしまい、以降の支援が打ち切られ北朝鮮は存亡の危機に陥ることになる。
困った金日成主席、隣国の中国のような市場経済を導入を模索、韓国や日本の企業に投資を呼びかけ、日本は戦後補償の名目で自民党の金丸信が同調した。だが、残念ながら結果として中国と同じようには行かなかったのである。
これは、そもそも社会主義と市場経済は両立しないという根本的問題以外にも、北朝鮮の社会システムに問題があったことが大きい。まず、金日成主席という個人崇拝体制だった北朝鮮では、自由化はすなわち体勢崩壊に他ならない。そのため中国のように政治は維持しつつ経済だけ自由化、ということが難しかったのである。完全な管理社会の北朝鮮では真っ当な企業運営は不可能で、海外からの原材料を輸入しても港で何日も止められてしまう。そもそも統制配給社会である北朝鮮では、作った物を売る市場が存在せず、かといって輸出で利益を出そうにも利益の大半を北朝鮮側に取られてしまう。このため殆どの企業が撤退、残るは在日朝鮮人系の企業だけとなってしまったのである。
中国と北朝鮮の国境付近では密輸物資の市があり、ここでは完全に資本主義の世界となっている。
その他の特徴としては、車は右側通行である。
国際電話の国番号は "850"。ISO 3166の国コードはkp、prk、408。