週刊わたしのおにいちゃん

読み:しゅうかん・わたしのおにいちゃん
外語:hebdomadaire mon frère フランス語
品詞:商品名

よつばスタジオ×海洋堂×ムービックの企画で、2004(平成16)年1月17日発売開始のフィギュア付き雑誌。第1期シリーズ全5号。定価780円(税別)。略称は「わたおに」。発行はメディアワークス、発売は角川書店。

目次

要するに、デアゴスティーニの雑誌のような感じで、A5版オールカラー32ページのブックレットに彩色済の幼女フィギュアが付いたものがこの商品である。

世界観としては、「私立大文寺西小学校」に通う女の子たちの生活をフィギュアとイラスト・コミックで描いている。

曰く「週刊なので、一号ずつ自分のペースで萌えられる」とのことである。

本の表紙にはなぜかフランス語が併記され、しかも「[日本版]」の文字が見られる。

リカヴィネ」でそれまである種マイナーだったヴィネット(小型のジオラマ)界が広く逸般人に知れ渡った2003(平成15)年夏、そのリカヴィネで美少女フィギュア作りの天才ぶりとロリっぷりを見せつけた海洋堂の大嶋優木を起用したオリジナル企画「週刊わたしのおにいちゃん」の存在が知れ渡り、オタ界では半年も前から発売が待ち焦がれた。リカヴィネと違い数量限定品ではないため、適宜増刷された。

このフィギュア、普通に飾るぶんには問題は無さそうだが、例によって標準でエロフィギュアとなり、ダメ人間に大人気となった。

Vol.1、1月17日発売、尾道観音(おのみち・みおん)
椅子に乗り黒板を消す女の子。表紙イラストはYUG。
着せ替え用制服付き。
黒と白の制服を着せかえる途中、半裸になる不具合がある。なぜか乳首まで丹念に作り込まれている。
Vol.2、1月24日発売、桜木下朝日(さくらきのした・あした)
スクール水着で、プールから階段で上がる女の子。表紙イラストはばらスィー。
水着は脱がせられない。シリーズ中で、最も人気が無かったらしい。
Vol.3、1月31日発売、青村崎春雨(あおむらさき・はるさめ)
給食当番で白衣姿。シチュー入りの食缶バケツをひっくり返した女の子。表紙イラストはYUG。
顔や服にシチューの飛沫が掛かっているが、これはいわゆる「ぶっかけ」姿を別の表現で再現したものと思われる。
割烹着は接着されているが強引に引っ剥がすことができ、これは半裸ぶっかけ姿となる。
Vol.4、2月6日発売、宇治金時園芽(うじきんとき・そのめ)
廊下で水をこぼしながらバケツを持っている女の子。表紙イラストは結城心一。
バケツは脱着可能で、外すとスカートを抑えながらおもらしをしている姿になる。
Vol.5、2月14日発売、エルロン・エゾモモンガ
体操服姿の青い目をした女の子で、ボトルのジュースを抱えて飲んでいる。表紙イラストはYUG。
ボトルは脱着可能で、外すといわゆる「フェラ」姿になる。

そして、2003(平成15)年12月26日発売の電撃萌王vol.8付録のプレビュー版は夢野澄香(ゆめの・すみか)。着替え中の女の子。下着まる見えである。

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