中性微子。レプトン族の素粒子で、電荷を持たず、質量はゼロに近い。
太陽などの恒星は水素の核融合反応で燃えているが、その核融合反応の際に電子ニュートリノが生成され、これは太陽ニュートリノと呼ばれている。
太陽から四方八方に放出されるが、その内の一部が地球を貫通しており、人体を毎秒数百億個から十兆個以上貫通していると言われている。但し、体の何かに衝突するのは一生に一回あるかないかの確率である。
当初、ニュートリノは質量0と考えられていた。
しかし、岐阜県飛騨市神岡町にある東京大学宇宙線研究所のニュートリノ観測施設スーパーカミオカンデによる実験によって、0.1eV程度の極めて小さな質量があることが発見され、科学史に大きな貢献をもたらした。
この功績により、2002(平成14)年に小柴昌俊がノーベル物理学賞を受賞した。