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ビタミンC

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・ビタミン編 (NSUBNV)
読み:ビタミンスィー
外語:Vitamin C 英語 , 维生素C 大陸簡体 , 維生素C 台灣正體 , Vitaminas C イタリア語 , Vitamino C エスペラント
品詞:名詞
2001/03/23 作成
2014/07/02 更新

ビタミンの一つで、水溶性ビタミン。熱、空気アルカリ酸素に弱い。酸味がある。

基本情報

  • 組成式: C6H8O6
  • 分子量: 176.13
  • 密度: 1.65g/cm³
  • 融点: 190℃〜192℃(分解)
  • 沸点: 沸点以下で分解
  • CAS番号: 50-81-7
  • ICSC番号: 0379
  • 官報公示整理番号(化審法番号): 5-62
  • 化学名:
    • L(+)-Ascorbic acid
    • L(+)-アスコルビン酸

L(+)-アスコルビン酸
L(+)-アスコルビン酸

  • 外観: 白色〜微黄色の結晶または結晶状粉末

誘導体、関連物質の例

強力な還元剤で、酸化剤と反応する。

L-アスコルビン酸の酸化還元
L-アスコルビン酸の酸化還元

この物質の水溶液は中程度の強酸である。

機能・欠乏症

体の組織細胞や歯茎、血管の成長と修復、の吸収の補助、また、コラーゲンの形成にも重要な役割をする。

そのため欠乏すると、壊血病、皮下/関節内出血、骨形成不全、貧血、成長不全、歯肉色素沈着症などを発症する。

抗酸化作用

抗酸化作用があるので、酸化防止の食品添加物(酸化防止剤)としてよく利用されている。

また、酸化されたビタミンEを還元する作用があり、生体内でもその反応が起こっているという説もある。

薬用

よく、ビタミンCは肌の美容に良いので肌からビタミンCを吸収させ…などと化粧品などの宣伝に書かれるが、ビタミンCは非常に壊れやすい分子であるため、肌から吸収させることはまず不可能である。

ちなみに、食事で摂取したビタミンCは2〜3時間で排泄され、煙草を1本吸うと25mg〜100mgのビタミンCが破壊される。

含有する食品

アルファルファ、ピーマン、ブロッコリーなどに多く含有する。

ビタミンである理由

殆どの動物は体内でビタミンCを作り出せるが、人間、猿、モルモットは作る事ができない。

毒性、過剰症

生分解性が良いことから有害性は低いが、過剰摂取は有毒であり、大量のビタミンCを摂取すると下痢をしやすい。

ビタミンCを多く摂取すると尿検査の糖の値を不正確にするので、尿検査や血液検査を受けるときにはビタミンCを摂取している旨を医者に告げる必要がある。

また、これは検証された結果ではないが、過剰摂取を続けるとビタミンCに過剰依存する体質になる説や、ビタミンCの分解物がカルシウムの結晶化を促進し尿道結石症などを招く説、疲労や痛みの認識機能が麻痺して慢性疲労症候群などを招く説などもある。

危険性

可燃性である。

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 眼、皮膚、気道を刺激する
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

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