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貴族が決闘に用いた刀剣。フェンシングの一種目ともなっている。長さ90cm、重さ0.5〜0.8kg。
エペは実戦用の刀剣とはいうものの、戦争時に用いるのではなく、貴族(又は騎士)達が、その名誉を守るために一対一で行なう決闘において使われた。この決闘は相手にどこから でも血を流させることが出来れば勝ちとされていたため、相手の首や腕を切り飛ばすような凶刃な武器である必要は無く、攻撃力は弱くて良い一方、俊敏性が問われるため、このような軽量の刀剣が用いられていたのである。
エペには13.5cm以下の直径のカップ・ガードと呼ばれる半球状のガードが付いているのも特徴である。
"epee(エペ)" とはフランス語で「剣」という意味である。
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