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イラン民族の一派。イラン高原の遊牧民の一派がウルミア湖からザグロス山を横切ってパルスマシュに定住し、紀元前700年頃に族長アケメネスがアーリヤ系を統一し王朝を開き、ペルシア(イラン)の始まりとなる。
アケメネス朝のキュロス2世は紀元前550年にメディアを滅ぼし、ペルシア帝国を興し、その後リディア・カルデア・エジプトを滅ぼし、紀元前6世紀末にはインダス川までの全オリエントを統一する。彼らは幾度となくギリシア遠征に赴くがいずれも失敗に終わった。そののちマケドニアのアレクサンドロスの東方遠征が始まり、至るところでペルシア軍は敗れ、紀元前330年に敗北した。
アケメネス朝ペルシア帝国は、バビロン補囚となっていたイスラエル人を解放し、故地にユダヤ教の神殿造営を許可したように、帝国内の多くの民族の宗教や習慣に干渉しない方針で、この寛大な政策が2世紀にわたる帝国を維持し、オリエント文化を融合したペルシア文化の多様さを生み出すもととなる。
紀元前7世紀頃にゾロアスターによって、アフラ・マズダを最高神とするゾロアスター教が成立する。善悪二元論を教義とし火を神聖なものとして崇拜することから拝火教ともよばた。
その後、アレクサンドロス大王領・シリア王国・アルサケス朝パルティア王国を経てササン朝ペルシア王国を建国、サラセン帝国・セルジューク-トルコ・イル汗国・チムール帝国・オスマン-トルコ・パフレヴィー朝を経てイラン革命により王政廃止、イスラム共和制となり現在に至る(註・省略王朝多数あり)。
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