五輪塔

読み:ごりんとう
品詞:名詞

仏教において、主として供養塔や墓石として使われている仏塔の一種。

五つの形状を持った塔であり、上から順に、次のようになる。

  • 空輪 ‐ 宝珠形
  • 風輪 ‐ 半月形
  • 火輪 ‐ 三角形(または、笠形、屋根形)
  • 水輪 ‐ 円形
  • 地輪 ‐ 方形

これは、古代インドにおいて、宇宙を構成すると考えられた五大元素(空・風・火・水・地)を象徴するもので、仏教の五大要素にもなった。

用語の所属
仏教

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