国名

国名は、一般的に使われる短い国名(Short-form name)と、国の政治体制などが反映された長い国名(Long-form name)がある。

例えば、アメリカの長い国名は「アメリカ合衆国」(United States of America)、フランスの長い国名は「フランス共和国」(French Republic)、ブラジルの長い国名は「ブラジル連邦共和国」(Federative Republic of Brazil)、といった具合である。

しかし、日常会話などで、いちいち長い国名を使うことはない。アメリカやUS、フランス、ブラジル、と短く言う。これが短い国名である。

日本も、少し前までは長い国名として大日本帝国(Great Japan empire)といったが、今は短い国名の日本国しかない。

余談ながら、これを著している2007(平成19)年1月28日現在、日本語で世界一長い国名は、次の国である。

大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国

the Great Socialist People's Libyan Arab Jamahiriya

なお、この国名は「社会主義人民リビア・アラブ国」と略されることもあり、外務省のサイトでは国号は大リビア〜としながら、略史には社会主義人民リビア・アラブ国と書いてあり混乱が見られる。

これに次ぐのは、次の国である。

グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland

日本では一般に、イギリスと呼ばれている。