矢沢頼貞

読み:やざわ・よりさだ
外語:YAZAWA Yorisada 英語
品詞:人名

1553(天文22)年〜1620(元和6)年。三十郎。但馬守。矢沢頼綱の子で、真田昌幸の従兄弟。頼康ともいう。

父頼綱同様武勇に優れ、昌幸を助けた。1585(天正13)年の第一次上田合戦(神川合戦)の時には、徳川の大久保甚右衛門(じんえもん)が殿となって兵を退くのを見るやいなや頼貞は猛追撃をみせ、甚右衛門は命かながら逃げ延びたという。『真武内伝追加(しんぶないでんついか)』によると徳川の太平の世になった後、甚右衛門は真田信之(信幸)にその時の苦労話を語ったという。

大坂の陣では信之に属して東軍として戦っている。

関連する用語
矢沢頼綱

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club