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言語中の子音の調和現象の一つ。母音調和とともに、アルタイ諸語にみられる。
日本語は系統が不明であるが、アルタイ諸語との関係が疑われており、母音調和/子音調和が痕跡程度には残されている。
その日本語の場合、酒はsake、樽はtaruと発音するが、これが酒樽になるとsaka-daruとなる。
sak-eのe音が後ろのtaruのa音につられてa音のsak-aになるのを母音交代といい、母音調和の痕跡とも言われる。さらに、t-aruのt音が有声化してd-aruとなるのは、発音しやすくするための子音変化であり、これを子音調和と呼ぶ。
本来はある程度の規則性を持って起こるものであるが、日本語ではその痕跡が残るという程度である。
本格的なアルタイ諸語(例えばトルコ語)などでは子音が様々な変化を見せるが、痕跡程度しか残っていない日本語の場合、清音から濁音への変化のみであるため、濁化とも呼ばれる。
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