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船舶用のガスタービンエンジン。基本的に構造は航空機のターボプロップ機で使用されているガスタービンエンジンと同一である。
1940年代にイギリス海軍が実用化したが、当初は吸気の変則な流れによりコンプレッサーの羽根が振動で吹き飛んでしまったり、吸い込んだ海水で腐食したりと苦労が絶えなかったが、それにもめげずに実用化にこぎ着けたのは何よりその加速性の良さ、全速前進から全速後進にいきなり切り変えてもエンストしない機嫌の良さ、軽量コンパクトで大出力を得られること、遠隔自動操作が可能、短時間でのエンジン交換が可能、またそれらから来る省人化など沢山の利点が存在するからであり、現在では蒸気タービンに代わり艦載エンジンの主役となっている。
その一方で、その軽量性は大量の電子通信機器の搭載によるトップへビーにますます拍車をかけることとなった。また上甲板上に大きな吸気室を必要とするが、これは復元性を悪くするだけでなく、ここに金属片でも飛び込めばガスタービンの羽根は破損し、艦は簡単に運動能力を失ってしまうので戦闘時のネックになりやすい。燃費も当初は蒸気タービンよりはマシだと言われていたが、それは全速時の話であって、巡航速度ではかえって悪い。また、故障率が高い上に内部が故障した場合乗員ではお手上げになってしまうという欠点がある。
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