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カナダ海軍が開発した、ヘリコプター着艦拘束装置の一つ。
1964(昭和39)年12月に就役したカナダ海軍のアナポリス級駆逐艦が初めて採用した。
ヘリコプターからホールダウン・ワイヤーと呼ばれるケーブルで釣り下げたメインロープを座布団のような形をしたパッドに噛ませ、機内のウィンチでケーブルを巻き上げることで、揺れる甲板に強制的に着艦させる。
更に、そのパッドが甲板上の溝に沿って移動して格納庫までヘリコプターを運んでいくというシステムである。
この装置は、単に着艦時に艦に固定するだけでなく、安全に素早く着艦し、更に格納庫まで移動できるという、かなり本格的な装置である。
大型艦に比べ揺れが激しくなってしまう小型艦でも、大型ヘリコプターの運用が可能となる。但し、少々大がかりな装置であるため、最低2,000トンクラスの艦でないとこの装置は搭載できない。
アメリカ海軍やイギリス海軍などは、大型ヘリコプターが運用可能な空母を保有している。このため、一般の水上艦で大型ヘリを運用する必要が無く、従ってこの装置も導入されていない。
この装置の導入に積極的なのは、空母は保有できないが、ヘリを本格運用したいという国である。様々な要因で現在まで空母を保有できないでいる日本の自衛隊などは、ヘリコプターを搭載している殆どの護衛艦にこの装置を搭載している。
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