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スタジオぬえ

辞書:萌色用語の基礎知識 アニメ用語編 (OAYOGO)
読み:スタジオぬえ
外語:Studio Nue 英語
品詞:名詞
2006/05/28 更新

SF作家・高千穂遥氏が創立した、SFイラスト・映像関係の総合製作会社。

日本の最高峰の一つとも言われるクリエイター集団である。

1972(昭和47)年に当時大学生だった高千穂が有限会社クリスタルアートスタジオとして創立し、1974(昭和49)年9月に株式会社スタジオぬえとなった。

スタジオぬえ設立時のメンバーは高千穂遥の他、松崎健一、加藤直之、宮武一貴の計4人である。

なお、その前身であるクリスタルアートスタジオ時代はもっと人数が多かった上に、手伝いとして同社の元にもなっている大学のSFファングループ「SFセントラルアート」のメンバーが多数参加していた。

が、あまりの忙しさに本来の目標との食い違いが生じたことで、一度解散した上で4人で再結成という経緯となっている。

主なメンバー

高千穂遥(SF作家)、ぬえ創立者
代表作、クラッシャージョー(小説)、ダーティーペア(小説)
松崎健一(脚本家、ぬえ設立時メンバーの一人)
代表作、機動戦士ガンダム(脚本)、超時空要塞マクロス(構成)
加藤直之(SFイラストレーター、ぬえ設立時メンバー一1人)
代表作、銀河英雄伝説グインサーガ(挿絵)
宮武一貴(SFメカデザイナー、ぬえ設立時メンバーの一人)
代表作、超時空要塞マクロス(メカデザイン)
河森正治(SFメカデザイナー)
代表作、超時空要塞マクロス(メカデザイン)
美樹本晴彦(イラストレーター)
代表作、超時空要塞マクロス(キャラデザイン)

古くはゼロテスター(1973(昭和48)年〜)や宇宙戦艦ヤマト(1974(昭和49)年〜)の頃からSFアニメの企画・製作に関わり、機動戦士ガンダム(1979(昭和54)年〜)の多く(大半)のSF設定のアイディア元・考証としても知られる。

スタジオぬえが全面的に製作を行なった超時空要塞マクロス(1982(昭和57)年〜)で一般の人にも広く知られることになる。

ちなみに「スタジオぬえ」名義での最初の仕事はフジテレビ系の幼児向け番組である「ポンキッキ」で、同番組の美術を担当していた。

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美樹本晴彦

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