講談社漫画賞

年度毎に雑誌・単行本・新聞などに発表されたまんがの中から、児童、少年、少女、一般の4部門について優秀作品が選出される。

児童部門は2003(平成15)年の第27回より新たに追加された。

発表は毎年5月頃。前年度に発表された作品に対して選考される。

「講談社」主催という特徴から、受賞作品は主として講談社の雑誌からとなる。

括弧内は受賞年。選考年度はその前年となる。

第30回(2006(平成18)年)

• 児童部門 安藤なつみ(画)/小林深雪(原作)「キッチンのお姫さま」(なかよし)
• 少年部門 大暮維人「エア・ギア」(週刊少年マガジン)
• 少女部門 すえのぶけいこ「ライフ」(別冊フレンド)
• 一般部門 漆原友紀「蟲師」(アフタヌーン)

第29回(2005(平成17)年)

• 児童部門 安野モヨコ「シュガシュガルーン」(なかよし)
• 少年部門 曽田正人「capeta」(月刊少年マガジン)
• 少女部門
  • 伊藤理佐「おいピータン!!」(Kiss)
  • ジョージ朝倉「恋文日和」(別冊フレンド)
• 一般部門 三田紀房「ドラゴン桜」(モーニング)

第28回(2004(平成16)年)

• 児童部門 御童カズヒコ「ウルトラ忍法帖」(コミックボンボン)
• 少年部門 沢田ひろふみ「遮那王-義経-」(月刊少年マガジン)
• 少女部門 二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(Kiss)
• 一般部門 せがわまさき(画)/山田風太郎(原作)「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」(ヤングマガジンアッパーズ)

第27回(2003(平成15)年)

• 児童部門 篠塚ひろむ「ミルモでポン!」(ちゃお)
• 少年部門 朝基まさし(画)/安童夕馬(原作)「クニミツの政」(少年マガジン)
• 少女部門
  • 羽海野チカ「ハチミツとクローバー」(YOUNG YOU)
  • 小川彌生「きみはペット」(Kiss)
• 一般部門 山下和美「天才柳沢教授の生活」(モーニング)

第26回(2002(平成14)年)

• 少年部門
  • 野中英次「魁!!クロマティ高校」(少年マガジン)
  • ハロルド作石「BECK」(月刊マガジン)
• 少女部門 よしながふみ「西洋骨董洋菓子店」(Wings)
• 一般部門 かわぐちかいじ「ジパング」(モーニング)

第25回(2001(平成13)年)

• 少年部門 赤松健「ラブひな」(少年マガジン)
• 少女部門 高屋奈月「フルーツバスケット」(花とゆめ)
• 一般部門 浦沢直樹「20世紀少年」(ビッグコミックスピリッツ)

第24回(2000(平成12)年)

• 少年部門 星野泰視/さいめいふう「勝負師伝説 哲也」(少年マガジン)
• 少女部門 池沢理美「ぐるぐるポンちゃん」(別冊フレンド)
• 一般部門 井上雄彦/吉川英治「バガボンド」(モーニング)

第23回(1999(平成11)年)

• 少年部門 加瀬あつし「カメレオン」(少年マガジン)
• 少女部門 上田美和「ピーチガール」(別冊フレンド)
• 一般部門 楠みちはる「湾岸ミッドナイト」(ヤングマガジン)

第22回(1998(平成10)年)

• 少年部門 藤沢とおる「GTO」(少年マガジン)
• 少女部門 小花美穂「こどものおもちゃ」(りぼん)
• 青年一般部門
  • 福本伸行「カイジ」(ヤングマガジン)
  • 王欣太(画)/李學仁(原案)「蒼天航路」(モーニング)

第21回(1997(平成9)年)

• 少年部門 山原義人「龍狼伝」(月刊マガジン)
• 少女部門 樹なつみ「八雲立つ」(LaLa)
• 青年一般部門 望月峯太郎「ドラゴンヘッド」(ヤングマガジン)

第20回(1996(平成8)年)

• 少年部門 寺沢大介「将太の寿司」(少年マガジン)
• 少女部門 くらもちふさこ「天然コケッコー」(コーラス)
• 青年一般部門 古谷実「行け!稲中卓球部」(ヤングマガジン)

第19回(1995(平成7)年)

• 少年部門 さとうふみや/金成陽三郎「金田一少年の事件簿」(少年マガジン)
• 少女部門 小沢真理「世界でいちばん優しい音楽」(Kiss)
• 青年一般部門 一色まこと「花田少年史」(ミスターマガジン)

第18回(1994(平成6)年)

• 少年部門 大島司「シュート!」(少年マガジン)
• 少女部門 軽部潤子「君の手がささやいている」(mimi)
• 青年一般部門 山本康人「鉄人ガンマ」(モーニング)

第17回(1993(平成5)年)

• 少年部門 高田裕三「3×3EYES」(ヤングマガジン)
• 少女部門 武内直子「美少女戦士セーラームーン」(なかよし)
• 青年一般部門 岩明均「寄生獣」(アフタヌーン)

第16回(1992(平成4)年)

• 少年部門 川三番地/七三太朗「風光る」(月刊マガジン)
• 少女部門 岩館真理子「うちのママが言うことには」(YOUNG YOU)
• 青年一般部門 青木雄二「ナニワ金融道」(モーニング)

第15回(1991(平成3)年)

• 少年部門 森川ジョージ「はじめの一歩」(少年マガジン)
• 少女部門 逢坂みえこ「永遠の野原」(ぶーけ)
• 青年一般部門
  • 弘兼憲史「課長 島耕作」(コミックモーニング)
  • 深見じゅん「悪(わる)女」(BE・LOVE)

第14回(1990(平成2)年)

• 少年部門 川原正敏「修羅の門」(月刊マガジン)
• 少女部門 万里村奈加「プライド」(mimi)
• 青年一般部門
  • かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」(コミックモーニング)
  • ハロルド作石「ゴリラーマン」(ヤングマガジン)

第13回(1989(平成元)年)

• 少年部門 むつ利之「名門!第三野球部」(少年マガジン)
• 少女部門
  • 鈴木由美子「白鳥麗子でございます!」(mimi)
  • さくらももこ「ちびまる子ちゃん」(りぼん)
• 青年一般部門 水木しげる「昭和史」(講談社)

第12回(1988(昭和63)年)

• 少年部門 寺沢大介「ミスター味っ子」(少年マガジン)
• 少女部門 松苗あけみ「純情クレイジーフルーツ」(ぶーけ)
• 青年一般部門
  • いがらしみきお「ぼのぼの」(まんがくらぶ)
  • きうちかずひろ「BE-BOP-HIGHSCHOOL」(ヤングマガジン)

第11回(1987(昭和62)年)

• 少年部門 前川たけし「鉄拳チンミ」(月刊マガジン)
• 少女部門 あさぎり夕「なな色マジック」(なかよし)
• 青年一般部門 かわぐちかいじ「アクター」(コミックモーニング)

第10回(1986(昭和61)年)

• 少年部門 蛭田達也「コータローまかりとおる!」(少年マガジン)
• 少女部門 一条ゆかり「有閑倶楽部」(りぼん)
• 青年一般部門 手塚治虫「アドルフに告ぐ」(文藝春秋社)

第9回(1985(昭和60)年)

• 少年部門 しげの秀一「バリバリ伝説」(少年マガジン)
• 少女部門 西尚美「まひろ体験」(少女フレンド)
• 青年一般部門 やまさき十三(画)/さだやす圭(原作)「おかしな二人」(コミックモーニング)

第8回(1984(昭和59)年)

• 少年部門 大島やすいち「バツ&テリー」(少年マガジン)
• 少女部門 小野弥夢「LADY LOVE」(別冊少女フレンド)
• 青年一般部門 大友克洋「アキラ」(ヤングマガジン)

第7回(1983(昭和58)年)

• 少年部門 三浦みつる「THE かぼちゃワイン」(少年マガジン)
• 少女部門 山岸凉子「日出処の天子」(LaLa)
• 青年一般部門 柴門ふみ「PS元気です、俊平」(ヤングマガジン)

第6回(1982(昭和57)年)

• 少年部門 村上もとか「岳人列伝」(少年ビッグコミック)
• 少女部門 美内すずえ「妖鬼妃伝」(なかよし)
• 青年一般部門 里中満智子「狩人の星座」(ヤングレディ)

第5回(1981(昭和56)年)

• 小林まこと「1・2の三四郎」(少年マガジン)
• たかなししずえ(画)/雪室俊一(原作)「おはよう!スパンク」(なかよし)

第4回(1980(昭和55)年)

• 永井豪「凄ノ王」(少年マガジン)
• 吉田まゆみ「れもん白書」(mimi)

第3回(1979(昭和54)年)

• 柳沢きみお「翔んだカップル」(少年マガジン)
• 大島弓子「綿の国星」(LaLa)

第2回(1978(昭和53)年)

• 川崎のぼる「フットボール鷹」(少年マガジン)
• 庄司陽子「生徒諸君!」(少女フレンド)

第1回(1977(昭和52)年)

• 手塚治虫
  • 「ブラック・ジャック」(少年チャンピオン)
  • 「三つ目がとおる」(少年マガジン)
• 大和和紀「はいからさんが通る」(少女フレンド)
• 水木杏子/いがらしゆみこ「キャンディ キャンディ」(なかよし)