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お互いの罪に対して知っている二人の囚人に対して、二人が連絡を取れない状態で、以下の条件で相手の罪について白状させる。
以上のルールの元で二人の囚人に白状するかしないかを選ばせ、戦略を観察する、というもの。
各々の個体について世代を重ねて試していくと、協調するもの、常に裏切るもの、裏切られた後にだけ裏切る者など、様々な個体が観察できる。
合理的に考えると相手が自白しようがしまいが、自らは白状した方が常に自らは短い禁固で済む。しかし現実世界では裏切ることによって相手を不愉快にさせるかもしれないという不安により、頻繁に協調の手を打つ。また、そういう感情論を抜きにしても、これが単発のものではなく、繰り返し行なわれる場合、今回の選択が次回の選択に影響を及ぼすため、裏切ってばかりだと一回の短期的な利益とは比較にならない損失を被ることになる。特に相手の戦略が "一度裏切られたら二度と協調しない" というようなものの場合は深刻である。しかし一方逆に相手の戦略が "常に裏切る" というものだった場合、こちらも "常に裏切る" のが最善の手である。
図にすると以下のようになる
| Bが白状する | Bが白状しない | |
|---|---|---|
| Aが白状する | 両方3年 | A釈放、B5年 |
| Aが白状しない | A5年、B釈放 | 両方1年 |
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