鉄道唱歌

読み:てつどうしょうか
品詞:商品名

鉄道沿線のさまざまな風景や歴史が歌いこまれた流行歌。1900(明治33)年誕生。

"汽笛一声新橋を…" で始まるこの歌は、大和田建樹(おおわだ たけき)作詞、上真行(うえ さねつら)、多梅雅(おおのうめ わか)作曲。全5集からなっており、第1集が東海道、第2集が山陽九州、第3集が奥州磐城、第4集が北陸、第5集は関西参宮南海各線、となっている。ちなみに東海道編は、66番まである。

発売された当時はラジオが普及する前であり、国民は娯楽として競って歌集を買い求め、約20年間で2000万部が発行されたという。現在もメロディが特急の車内放送のチャイムで使われたり、テレビ番組やビデオで紹介されるなど、今なお人々の間で愛されている歌の一つである。

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