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平成7年(1995年)兵庫県南部地震

辞書:科学用語の基礎知識 地質学編 (NGEO)
読み:へいせいななねん・せんきゅうひゃくきゅうじゅうごねん・ひょうごけんなんぶ・じしん
外語:the 1995 South Hyogo Prefecture Earthquake 英語
品詞:固有名詞
2016/04/21 作成

1995(平成7)年1月17日に発生した、淡路島北部を震源とする地震。また、このとき引き起こされた大規模地震災害を「阪神・淡路大震災」という。地震そのものの名前と震災の名前が異なる点に留意が必要である。

  • 発生日時: 1995(平成7)年1月7日05:46(6日@906)頃
  • 震央: 日本国 淡路島北部(北緯34度36分、東経135度02分)
  • 震源の深さ: 16km
  • 規模: マグニチュード(Mj) 7.3
  • 最大震度: 震度7 (神戸市等阪神淡路地域)
  • 発震機構: 東西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型

影響

この地震で、神戸と洲本で震度6が観測された。当時、震度7は被害率で人により判定されていたが、神戸市や淡路島の一部地域で震度7相当と確認された。

この地震のもたらした影響は大きく、地震観測もより近代的に変化することとなった。翌年の1996(平成8)年4月1日に震度階級が改定され、震度5と6は強弱に分けて10段階となり、震度7も被害率での判定をやめ地震計による計測震度によるものとした。

被害

総務省消防庁の統計で、この地震による被害は次の通りである。

  • 死者6,434名
  • 行方不明3名
  • 負傷者43,792名
  • 住家全壊104,906棟
  • 住家半壊144,274棟
  • 全半焼7,132棟

火災

地震により発生した火災で、7千棟を超える住宅、80万平方メートルを超える範囲が消失した。

原因は、家電等が転倒する中で電気ストーブや照明器具が可燃物に接触したことによる出火が多かったと判定されており、加えて、仏壇のローソク、そして冬期の地震だったことから石油ストーブやガスコンロといった可燃物(石油)が出火原因となり、神戸の町を焼き尽くすこととなった。

ラジオ関西

震災で被害を受けた神戸のラジオ局、それがラジオ関西である。

この地震により、当時の本社屋「さんちかサテライトスタジオ」は使用不可能となった。倒壊こそ逃れたものの、1週間後には全壊指定を受け放棄を余儀なくされる程に損壊したためである。

しかし幸い、放送機器とオンエアスタジオ(古いスタジオであったが防音効果を上げるための浮き床構造が地震の震動を吸収するという思わぬ威力を発揮した)が使用可能であり、2ヶ月前に移設した送信所も無事であった。そこで震災から14分後の6時から69時間、コマーシャル抜きで特別番組を放送し、被災地に情報と励ましを与えた。そののち社屋の全壊指定などから仮設の社屋を立ち上げ、以後放送を行なった。

充分なマニュアルもない中で、他局に先駆けこのような迅速的確な行動をとれたのは同社社員の功労であり、いまも高く評価されている。

関連するリンク
「阪神・淡路大震災から20年」特設サイト
関連する用語
地震
震度7

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