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恒星型ブラックホール

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:こうせいがたブラックホール
品詞:名詞
2001/05/24 作成
2011/02/18 更新

恒星超新星爆発によりできるブラックホール。現時点で考えられている三種類のブラックホールのうちの一つで、質量太陽質量の10倍程度のもの。

目次

太陽の30倍以上の質量を持つ星が超新星爆発を起こし、中心部に残った質量が太陽質量の約3.2倍以上の場合、自分の重力を支えることができずに中心に向かって無限に収縮していき(重力崩壊)、その結果できた天体はブラックホールとなる。

超新星爆発時に周囲の物質が吹き飛ばされるため、結果できるブラックホールの質量は、確実に元の恒星よりも小さくなる。しかし、その表面重力は元より強くなる。これは、天体の表面の重力は天体の質量に比例するが、同時に天体の半径の2乗に反比例するからである。同じ半径なら質量が倍になれば表面での重力は倍になり、同じ質量で半径が倍になれば表面重力は1/4になるのである。

つまり、天体にせよ何にせよ、圧縮して小さくしていくと、その表面での重力はどんどん高まり、やがて表面からの脱出速度光速を超え、すら出られない天体、つまりブラックホールになるのである。

ブラックホール化して強くなるのは表面重力だけで、重力が及ぶ範囲が広がるわけではない。

ある程度の距離を置けば、ブラックホールから及ぼされる重力的な影響は、同じ質量のブラックホールでない普通の天体と全く同じである。

仮に、太陽がある時同じ質量のブラックホールに入れ替わったとしても、惑星は何事もなく、そのまま同じ軌道で回り続ける。ブラックホールだからといって飲み込まれたりはしない。

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