特定保健用食品

読み:とくてい・ほけんようしょくひん
品詞:名詞

保健機能食品の一つ。略して「特保」。

目次

食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をするもの(栄養改善法施行規則 第8条第1項5)。

この名を冠して商品を販売するには、個別に国の審査を受け、許可を受けることが必要である。

特保は医薬品ではないので、確実に効果があるとは限らない。と言うよりもむしろ、明らかに胡散臭い商品が多いのが実態である。

例えば花王の「健康エコナクッキングオイル」などが有名だったが、効果が疑問視された上、発がん性物質を多く含むことが明らかとなり、消費者庁が再審査の実施を決定した同日、花王が特保表示を返上する失効届を消費者庁に提出する事件などがあった。

関連するリンク
「健康食品」の安全性・有効性情報
用語の所属
保健機能食品
関連する用語
医薬品

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club