通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
発見!イイお店

静止トランスファ軌道

辞書:科学用語の基礎知識 天文学人工衛星編 (USATE)
読み:せいしトランスファきどう
外語:GTO: Geostationary Transfer Orbit 英語
品詞:名詞

記事の有効期限について

この記事は更新履歴情報のない、旧形式項目です。久しく更新されておらず、古い記述を含む可能性があります。

更新すべき内容を見つけた場合は、ページ末の報告フォームよりお知らせください。また、現在当サイトは編集仲間を求めています

地球周回軌道静止軌道を結ぶ楕円軌道。GTO、静止遷移軌道ともいう。

静止衛星は、最終的な軌道(静止軌道)に投入される前に、一時的に楕円状の軌道を通りながら、徐々に高度を上げる。この時の軌道が静止トランスファ軌道である。通常は近地点約200km、遠地点約3万5000km(35Mm)程度の長楕円軌道をいう。

衛星の軌道を変える(高度を上げる)ためには、静止トランスファ軌道上のうち、地球から最も遠い地点(アポジ点)で衛星のエンジン(Apogee Kick Motor)を噴射する。これをアポジエンジン噴射と呼ぶ。

軌道変更は複数回行なうことが多く、静止トランスファ軌道はその順番に第1トランスファ軌道、第2トランスファ軌道、第3トランスファ軌道、と呼ばれる。

関連する用語
静止軌道
地球周回軌道

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club