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AMDのRyzenで採用されているCPUコアのクラスターのこと。
Zenマイクロアーキテクチャーの世代ごとに差はあるが、基本的には一つのCPUダイ(CCD)に一つの共有L3キャッシュと複数のCPUコアを搭載するクラスター構成となっていて、このクラスターを一つの単位として扱っている。
このCCXと、IOコントローラーやメモリーコントローラーなどを搭載するIODで、一つのCPU製品となる。
CPUコアは、第1世代Zenから第3世代であるZen 2までは4個、第4世代であるZen 3では8個が統合されていて、これが1単位となっている。
従って、Zen 3であれば基本的には8コア16スレッド単位で、2つのCCDを搭載する高性能製品であれば16コア32スレッド、最高性能となる4つのCCDを搭載する超高性能製品であれば32コア64スレッド、ということになる。
集積する回路数が膨大になれば、その分製造中の不良率も増える。作った半導体が全て正常動作するわけではなく、一定割合で不良品も生じる。それを単純に破棄するとなるとその分が利益にならず、かかる製造経費は他の正常品で賄わなければならないので、製品価格は上がってしまう。良品だけを製品にしていたのでは製品を低価格で提供することはできない。
そこでRyzenでは、不良だったCPUコアを無効化し、例えば8コア中2コアを無効化し6コアとする製品をより安価に販売することで歩留まりを向上させ、完全な良品でなくても利益にすることで全体的に低価格路線が維持可能となっている。こういったことが比較的簡単にできるのも、クラスター化のメリットである。
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