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PCR検査のうちリアルタイムPCR法において、増幅曲線と閾値(Threshold)が交差する増幅サイクル数のこと。
PCR増幅産物が、陽性と判定されるある一定量(閾値)に達したときの増幅サイクル数である。
初期鋳型量が多い程Ct値は小さくなり、初期鋳型量が少ない程Ct値は大きくなる。つまりCt値は検体中のウイルス量に反比例しており、ウイルス量が多いほど小さい値になる。これは、ウイルス量が多いほど検出されやすいため、少ない増幅回数で検出できるためである。
ウイルスは倍々で増やしていくため、2Ct値倍に増幅することになる。閾値を40に設定したなら、240倍=1兆995億1162万7776倍、つまり約1兆1000億倍に増幅した時に陽性と判断されるかどうか、という判断方法になる。
すなわち、結果として得られるCt値が大きいほどウイルス量は少ないことになる。
参考までに、Ct値に対する増幅倍率は次の通り。
武漢肺炎ウイルス感染症の場合、国により異なるがCt値は35〜40の範囲に設定する例が多い。
実際に、アメリカの研究ではCt値35(約350億倍に増幅)以上で陽性となった検体からは感染性があるウイルスを取り出せない、としている。
PCR検査としてどの辺りを陽性の基準にするかは国により異なるが、日本ではCt値40(約1兆1000億倍に増幅)を基準にしている。これは、死んでいたり微量で感染性のないウイルスにも反応するとして、高すぎるという批判もある。日本でも民間の検査キットではCt値37前後未満で陽性、それ以上で検出せずと判断する、としているものもある。他国では、台湾では35程度、アメリカでは40前後、支那では37〜40程度で運用されることが多いとされている。
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