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病院の中央部門における手術室群をこう呼ぶ。中央部門だから中央と付いているのであり、別に病院敷地内のど真ん中にあるから中央なわけではない。中央部門というのは各科から独立して利用されている部署であり、各科が独立して手術室を持っても無駄なので、集中化することでサービスの質の向上を目指し、中央化されている。
中央手術室と呼ばれる内部には概ね、廊下ないしホールを取り囲むように複数の手術室が存在する。病院によって様々だが、全室同じ大きさの所もあれば、部屋ごとに大きさを色々変えてみたり(大手術室・中手術室・小手術室など)している病院もある。各手術室はそれぞれの診療科に応じた器材が配置され、診療科に応じた手術が可能となっている。また、手術に使う器材の滅菌・管理のための中央材料室が併設されていることが多い。
但し、各診療科に一室ずつ提供することは現実的に困難である上に、あまり手術をしない診療科に一室持たせるのでは中央化する意味が無く無駄である。そこで頻繁に手術する外科系の診療科には複数部屋、それ以外では一部屋を複数の診療科で共用して曜日ごとに交代して使ったりしている。但し緊急手術となった場合は未使用の部屋を使うことになるため、この限りではなくなる。
例えば10部屋の手術室を持つある病院を例にすると、
のように分けたりする。外科と整形外科が二部屋、脳神経外科が専用で一部屋、あとは共用である。このようにすると殆ど全ての部屋がフル回転となり効率が良いらしい。
手術室といえば明らかに「怖いイメージ」がある。何しろ病態によっては生きて再び戻れないかも知れない以上、大人でも恐いなら子供であれば尚更である。そこで子供医療センターなどの小児科病院では、入口にアニメのキャラを描いてみたり、BGMにアニメの音楽を流してみたり、あるいはアニメのビデオを流してみたりと、結構涙ぐましい努力をしているようである。
そうでなくとも今の手術室は明るく奇麗で、澄んだ空気が流れ、患者の緊張をほぐすようなBGMが流れていて、一応安らぎの空間を演出していることになっているらしい。
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