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CCl4。別名テトラクロロカーボン(Tetrachlorocarbon)、テトラクロロメタン(Tetrachloromethane)。有機溶剤の一つで劇物指定。常温では特徴的な臭気のある無色の液体。分子量153.8。融点−23℃、沸点76.5℃。加水分解で塩酸を生じる。CAS番号56-23-5。ICSC番号0024。
肝臓や腎臓に対する毒性が極めて強く、肝臓では脂肪変性、水腫状変性、壊死、発がん、腎臓も腎尿細管壊死などの症状が出る。取り扱い注意。故意に吸い込むようなことは決してしてはならない。
CFC(フロン11、12、113等)などの特定フロン原料に使われたが、オゾン層を破壊するということで、フロンと共に1995(平成7)年に生産中止。現在ではもはや入手困難である。
かつては消化器用の消火剤として使われていたが、人体に対する毒性が問題となり、1973(昭和48)年に廃止を公示、翌年にはほぼ生産が中止された。幾多の変遷を経て、現在ではリン酸アンモニウム主剤のABC粉末消火器が主流である。
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