VAB

これは、種子島の射点(大型ロケット発射塔)から約500m離れた場所に建てられた建物であり、この中で同時に2台のロケットを組み立てることができる。

箱のような長細い形状をした白い建物で、前には襖のような扉が付いている。この扉は高さ67mもあり、一枚扉としては世界最大としてギネスブックにも登録されている。

JAXA(旧NASDA系)のロケットは、この建物の中で発射台の上に組み立てられ、完成後はドーリによって射点に移動させる。

なお、VABの扉開閉時には、警戒音として電子音で「さくらさくら」が流れる。