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回転消去ヘッド。別名、ローターリーイレースヘッド(Rotary Erase Head)。固定されたヘッドに対して移動するという意味から命名された。
ビデオデッキの映像記録ヘッドと同軸の先行した位置にあり、書き込む直前に消去することができる。
これが無いビデオデッキでは、離れた位置にある全幅消去ヘッドというもので消去を行なうため、重ねて録画した場合に録画の最初で消し残り部分が生じ、結果として録画の最初で画面の色がおかしい状態が数秒〜十数秒生じてしまう。このため、編集作業をする時には必須のものとなる。
S-VHSは出始めの頃には殆どの機種に搭載されていたが、コストダウンの煽りで後には高級機にしか搭載されなくなった。なお、8mmビデオでは標準でフライングイレースヘッドだけであり、全幅消去ヘッドは持たない。またDV(DVC)はオーバーライト記録のため消去ヘッド自体を持っていない。この点はDATと同様。
厳密には1フィールド分を消す為に2つのヘッドが必要になるが、民生機の多くは1つで2フィールド分を一度に消している。3倍モードではその3倍消していることになる。
インサート編集時などでは厳密には気になる時があるが、機械精度やテープの直線性のずれなどで消しが不十分だと困る事から広めに消しているという事情もある。一部に「ツイン仕様」のフライングイレースヘッドを搭載している機種もあるが、その殆どが他のものと同様に2フィールドを一度に消すタイプである。あくまで確実に消せるという程度の差でしかない。
フライングイレースヘッドを一つしか搭載しない場合、バランスウェイトを対向位置に置く。
そうしないと回転バランス(ホイールバランスと同じ)が保てないためで、内部を見て「二つある」と勘違いしてはいけない。
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