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なぜコンストラクターでの初期化が良くないかというと、C++の特徴から、余計な処理が発生してしまうためである。
例えば、次のような処理を考える。
class Dessert {
std::string name;
public:
Dessert(const std::string &Name) { name = Name; }
};
少なくとも正常動作はするため一見問題はないように思われるが、このコードは冗長である。なぜなら、次のように動作するためである。
4番目のコンストラクター内処理で=演算子を用いた代入(複写)で初期値が書き込まれるので、2番目で自動的に実行されるstd::stringのコンストラクター処理はまるごと無駄になってしまう。
初期化リストを使うと、無駄が生じない。: の後は、newでインスタンス化する場合と同様の記述をする。
class Dessert {
std::string name;
public:
Dessert(const std::string &Name) : name(Name) {}
};
引数がない場合でも、初期化リストを使うことができる。
class Dessert {
std::string Name;
public:
Dessert() : Name() {}
};
初期化リストでは、基底クラスの初期化も可能である。
class Fruit: public Dessert {
int price;
public:
Fruit() : Dessert(), price(0) {}
};
メンバー変数含め、初期化内容が複数ある場合はカンマで区切る。
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