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液晶パネルを利用した、疑似的なフルカラー表示機能。
人間の目は、二色が高速で切り替わると、残像効果により、それを一つの中間色として認識する性質がある。たとえば、赤と白を交互に表示するとピンク色に見える。
そこでたとえば安価な26万色表示の液晶パネル(RGB各6ビット、つまり26×3色)においても、高速に画面を書き換え(リフレッシュ)して都度異なる色を表示することにより、残像効果を利用して疑似的に1000万色以上の色を表現できる。
フルカラー液晶は1677万色(RGB各8ビット、つまり28×3色)を表現できるが、高価である。
そこで安価な液晶パネルで疑似的にRGB各8ビット相当に多色化する技術として開発された。ただし、あくまで疑似的な発色であるため、本物と比して、階調表現能力などが劣っていることが多い。
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