getty

通常、initが /etc/inittab の設定に従って起動する。

UNIXマシンへのログインは大まかに以下のような手順で行なわれる。

1. デバイスに対してgettyを起動する。
2. gettyは "<ホスト名> login: " のようなログインプロンプトを出力して入力を待つ。
3. 入力を受けとると、それを引数にloginプログラムを exec(2) し、制御を移す。
4. loginは、パスワードを要求し、認証処理が行なわれる。
5. 認証に成功すればloginは該当ユーザーのログインシェルを exec(2) する。
6. 認証に失敗した場合や、シェルが終了した場合はinitが再び該当デバイスに対してgettyを起動する(この動作のため、inittabにおけるgetty起動指定には、終了時再起動のためのrespawnの指定があるのが通例)。