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ニフティサーブ

辞書:通信用語の基礎知識 通信団体企業編 (CYENT)
読み:ニフティサーブ
外語:NIFTY SERVE 英語
品詞:団体組織名
1998/05/07 作成
2011/06/14 更新

かつて、ニフティ株式会社が運営していた商用パソコン通信ネットワークサービス。日本最大級の会員数とコンテンツを誇った。

1987(昭和62)年4月15日に正式サービスを開始した、老舗の商用パソコン通信ネットワークだった。

これは、1986(昭和61)年2月に日商岩井株式会社と富士通株式会社の出資により「株式会社エヌ・アイ・エフ」が設立され、翌年にサービスが開始されたものである。そして1991(平成3)年に社名がニフティ株式会社となった。

これにて一大文明を築き上げ、ニフティ用語など様々な独自文化も存在した。インターネット普及時代が訪れ、インターネット全盛の時代になるまでサービスは続き、そして2006(平成18)年3月31日に、全てのサービスが終了となった。

インターネットとの融合

1990年代になると、インターネットが普及し始める。ニフティはこれを受け入れ、インターネットと連系したサービスを提供するようになった。

1994(平成6)年2月から富士通のISPであるInfoWebとの連携でインターネット経由(TELNET)での接続や、インターネットと電子メールのやり取りができるサービスが開始された。

1999(平成11)年3月に富士通の100%出資会社となり、1999(平成11)年11月にはInfoWebと統合された(当時ニフティ会員273万人/InfoWeb会員62万人)。この時、コーポレートアイデンティティ(CI)は@nifty、ワープロ・パソコン通信のサービス名称を「NIFTY SERVE」と呼ぶようになった。

衰退期

インターネット接続を主とする「新会員」(および@nifty会員)と、従来からのニフティサーブ会員である「旧会員」が分離したままのシステムは温存された。

パソコン通信のシステムはいわゆる旧会員を管理するシステムに依存しているため、新会員はニフティサーブに接続できないなど様々な不便があり、これも最後まで改善されることがなかった。

ニフティは、「フォーラム@nifty」と称するWebフォーラムへの移行を促したが、ここは旧来のニフティ文化とは相容れない世界となってしまい低迷、結局、新旧どちらの会員にも好まれず停滞することになった。最終的に、ニフティはニフティサーブを捨てることにした。

崩壊

ついに21世紀を迎えたニフティサーブだが、完全に放置状態となっており、特に新規性もなくなり、会員も減る一方だった。

利用のなくなったフォーラムは統廃合あるいは「フォーラム@nifty」への移行が促された。パソコン通信上で頑張り続けるシスオペもいたが、会員やシスオペは大半が去ったことから殆どのフォーラムは廃墟と化し、もはや存在価値を失っていた。ここから新たな会員獲得は不可能で、ついに終焉を迎えることになる。

ニフティサーブのサービスのうち、パソコン通信によるフォーラムは2005(平成17)年3月31日に、PATIOは2005(平成17)年5月31日に終了し、翌年、2006(平成18)年3月31日には「インターウェイ」も含めた全てのニフティサーブのサービスが終了した。

文化

当時使われていたニフティ用語のいくつかは、次のとおり。

悲しみのニフティサーブ

Back-uppersと称するアーティスト(ら?)による音楽作品。作詞作曲は「よをちん」とされている。歌手は不明。

いわゆるロックで、ニフティサーブでの顔も知らぬ相手とのCBシミュレータ(チャット)と恋愛を歌い上げている。

著作権関係で、権利者不明のため歌詞の引用もできないが、ニコニコ動画には、この曲が幾つかアップロードされていて聞くことができる。

用語の所属
パソコン通信
関連する用語
ハビタット
CBシミュレータ

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