通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

本日は晴天なり

辞書:通信用語の基礎知識 無線技術用語編 (WCYOGO)
読み:ほんじつはせいてんなり
外語:It's fine today. 英語
品詞:慣用句
2002/03/29 作成
2015/02/11 更新

電波が、他の機器等に妨害を与えてないか調べるためにいう語。CW(電信)では「VVV」を発信する。

たとえ雲っていようが、が降っていようが、「本日は晴天なり」と連呼する。

これは冗談で言うのではなく、明確に法律でそのように定められている正規の無線用語である。但し、天気予報ではないので、この言葉自体には意味はない。

It's fine today

英語で It's fine today. が選ばれたのは、短い文の中にマイクで拾いにくい破裂音、摩擦音が含まれ、かつ低音から高音まで周波数の幅が広く、マイク試験に最適なためである。

日本ではこれを直訳した「本日は晴天なり」が選ばれたが、このためマイク試験を充足できず試験には不適であり、文章の意味と同様に意味をもたない。

点検

実際に電波を出す前に、ダミーロード(疑似負荷)で点検するのが普通である。電波法では、

第五十七条 無線局は、左に掲げる場合には、なるべく擬似空中線回路を使用しなければならない。

(一)無線設備の機器の試験又は調整を行なうために運用するとき

と定められている。

試験電波の出し方

試験電波の出し方については、無線局運用規則 第三十九条で、次のように規定される。

無線局は、無線機器の試験又は調整のため電波の発射を必要とするときは、発射する前に自局の発射しようとする電波の周波数及びその他必要と認める周波数によって聴守し、他の無線局の通信に混信を与えないことを確かめた後、次の符号を順次送信し、更に一分間聴守を行ない、他の無線局から停止の請求がない場合に限り、「本日は晴天なり」の連続及び自局の呼出符号一回を送信しなければならない。この場合において、「本日は晴天なり」の連続及び自局の呼出符号の送信は、十秒間をこえてはならない。

(一)ただいま試験中(EX) 3回

(二)こちらは(DE) 1回

(三)自局の呼出符号 3回

2 前項の試験又は調整中は、しばしばその電波の周波数により聴守を行ない、他の無線局から停止の要求がないかどうかを確かめなければならない。

つまり、正規の手順としては、

  1. ただいま試験中(EX) 3回
  2. こちらは(DE) 1回
  3. 自局の呼出符号 3回
  4. 1分間聴取
  5. 本日は晴天なり(VVV)の連続
  6. 自局の呼出符号 1回

である。このうち、(5)と(6)は合わせて10秒を超えないようにする。

関連する用語
疑似負荷
VVV

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club