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掲示板やSNS等への投稿が殺到したり、何らかの問題によりブログ等特定のサイトへのアクセスが殺到すること。
本来、「炎上」とは建築物等が燃え上がることを意味する。
比喩表現として、野球で大量失点したりすることを「炎上」と呼ぶようになり、これがインターネットの時代には特定の発言やブログのページへのアクセス殺到を表わすようになった。
当然、殺到するアクセスと共に、誹謗中傷などネガティブなコメントが大量に付くことになる。
インターネットで提供されるサービスは、名目上、自由な議論の場が提供できるはずであった。
しかし現実はさにあらず、突飛な論は「炎上」と呼ばれる数の力で封殺されている。
田中辰雄、山口真一 著の「ネット炎上の研究」
によると、炎上参加者はネット利用者のわずか0.5%に過ぎないという。
曰く「炎上事件が起こると当事者は世界中から攻撃されているように見えるが、実際には攻撃しているのはごくわずかである。攻撃者のプロフィールを事例で見るとかなり特異であり、コミュニケーション能力に難がある人たちと思われる」とある。
実際、ネガティブなコメントを調査すると同じIPアドレスから異常な数のコメントが書かれており、また別IPアドレスでも似た傾向のコメントであるとの調査報告がある。ビッグデータを活用すれば、こういった炎上傾向にあるものを自動的にフィルタリングできる可能性すらあり、将来的にはそういった技術を販売する企業も出てくるものと思われる。
某巨大掲示板が産まれ、Twitterなどへと主流は移り変わった昨今までの10年以上の間、悩まされ続けた「炎上」であるが、まさにノイジーマイノリティの亡霊に振り回されてきた歴史であった。
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