.xxx

• 2000(平成12)年11月: ICANN、.xxxドメインを否決
• 2005(平成17)年6月: ICANN、.xxxドメインをsTLDとするための承認作業開始
• 2005(平成17)年9月: ICANN、.xxxドメインの最終承認を先送り
• 2006(平成18)年5月10日: ICANN、.xxxドメインの最終承認を9対5で否決
• 2007(平成19)年3月30日: ICANN、.xxxドメインの申請を却下
• 2010(平成22)年6月25日: ICANN、.xxxドメインを暫定承認したとの報道
• 2011(平成23)年3月20日: ICANN、.xxxドメインを正式承認したとの報道
• 2011(平成23)年9月1日: 商標保持者などを対象とする先行申請の受け付けを開始
• 2011(平成23)年10月28日: 先行申請期間終了
• 2011(平成23)年11月8日: アダルトサイト運営者の申請(Landrush)開始 (25日まで)
• 2011(平成23)年11月25日: アダルトサイト運営者の申請(Landrush)終了
• 2011(平成23)年12月6日: ドメインの一般登録開始

.xxxドメインという発想はかなり以前からあったが、ICM Registry社が2004(平成16)年3月に新設を申請して以降ですら、「公序良俗を乱す恐れ」を理由に何度も承認が否決されている。

申請者らはこれに対し、このドメインを導入するとポルノサイトの遮断などが容易になると主張しており、2010(平成22)年時点で既に11万件の事前予約が寄せられているとしている。

2011(平成23)年3月に遂に承認され、2011(平成23)年9月から先行申請が開始され、2011(平成23)年12月6日から一般登録が開始されている。

未確認だが、国名.xxxなどは予約されており、取得できないようである。

japan.xxxなどは問題が発生することが自明なので、最初から取得できないようになっているようである。

ローマ教皇がいるバチカン市国の、ローマ法王庁広報担当フェデリコ・ロンバルディ神父が2011(平成23)年12月21日、何者かが「vatican.xxx」ドメインを取得したとバチカンラジオで発言したことから騒動となった。その後、アダルトサイトに悪用されないよう、ローマ法王庁がドメインを購入したのではないかとの噂も流れた。

実際には、.xxxドメインを管理するICM Registryによると、「vatican.xxx」は永久除外リストに登録されており、初めから申請を受け付けていないとしてることから、予約済みであったものを取得されたと勘違いしたことが騒動の発端だったらしい。