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超短波(VHF)帯のFM放送でステレオ音声を伝送する放送。
音質を売りにする、いわゆるFMラジオ放送は現在は全てステレオであるが、地上アナログテレビジョン放送の音声チャンネルもFMラジオと同じ方式である。
FMのステレオ放送は、左信号(L)と右信号(R)を加算した和信号と、同じく減算した差信号を作り、これを多重化することで実現している。
このような信号はステレオ複合信号と呼ばれる。
このような方法を取るのは、元々FMによる音声放送はモノラルであり、それに信号を追加することでステレオとしたことに由来する。
まず、モノラルにしか対応していない古いチューナーでも支障無く音声が聞けることが、ステレオ化する最低条件になる。
元々の音声となる部分は、先に述べた左信号と右信号を加算した和信号とする。いわゆるモノラル音声である。
そして、これに左信号から右信号を減算した差信号を別に用意することで、受信側では和信号+差信号=左の信号(L)、和信号-差信号=右の信号(R)という操作で左右の音が得られるのである。
FMラジオ放送では1チャンネルあたり帯域が200kHzと広く確保されているため、信号を追加するにも余裕がある。
差信号は38kHzの正弦波の副搬送波を重畳して帯域をずらすことで、和信号が50Hz〜15kHzの範囲なのに対し、差信号を38kHz±15kHzにずらし、一つの帯域を2チャンネルに分割して利用している。
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