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常時接続/動的ISDN。
ISDNを利用した常時接続に用いられる仕組みの一つで、通常はDチャネル(9600bpsパケット)のみを接続したままにしておき、転送量の増加に合わせてBチャネル×1(64kbps)、Bチャネル×2(128kbps 2B通信)による通信に順に切り替えていく方式。
全チャンネルを繋いだままにはしないため、一般の音声通話と併用しながら必要に応じて最大転送量をカバーできる。
アメリカで、1996(平成8)年頃から一般電話回線での常時接続の増加による輻輳に対策するため仕様化が進められ、日本でも1997(平成9)年12月にAO/DIに関するプレゼンテーションおよび試作ハードのデモが行なわれた。
日本では、流通業、金融業、旅客業、チケット販売業、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどでの利用が想定されているが、最も著名な利用法としては、DDIポケット(現WILLCOM)のPHSサービスである。
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