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JJY

辞書:通信用語の基礎知識 無線・業務放送事業者編 (WBORG)
読み:ジェイジェイワイ
外語:JJY 英語
品詞:名詞
2001/08/06 作成
2012/03/15 更新

標準電波として日本標準時を放送している、日本の放送局のコールサイン

基本的には1秒ごとに発信音があり、1分間かけて時刻情報を送る。この電波を使い、電波時計などを実現している。

電波送信所にはセシウム原子時計が設置されており、精密な時間計測が行なわれている。

電波を用いるため無線局コールサインがあり、それが「JJY」であることから、プロジェクト自体もJJYと呼ばれている。何らかの略称というわけではない。

また、このJJYは情報通信研究機構の登録商標(T4355749)である。

信号の書式

1秒ごとに送信されるパルス幅で通信をする、PWM方式で2進数データを送信する。

  • 0.5秒(0.6cBeat): 「1」
  • 0.8秒(0.9cBeat): 「0」
  • 0.2秒(0.2cBeat): 「P」(ポジションマーカー)または「M」(マーカー)

1分間に計60ビットを送信することができる。

含まれる情報は、分・時・通算日・年・曜日・うるう秒情報、である。

なお、毎時15分と45分は年以降の情報部分には、モールス符号によるコールサインと停波予告情報が含まれており、この時だけは時刻情報がデコードできない。

種類

現在、日本では長波を使う長波JJYのみが運用されており、40kHz60kHzの二種類がある。

かつては短波を使った短波JJYもあったが、現在は運用が停止された。

長波JJY

東日本では、1999(平成11)年6月10日から福島県・大鷹鳥谷山の「おおたかどや山標準電波送信所」より送信されている40kHzの長波JJYが一般的に使われている。

西日本では、2001(平成13)年に九州の佐賀/福岡県境・羽金山の「はがね山標準電波送信所」より送信開始された60kHzの長波JJYが一般的に使われている(2001(平成13)年6月27日から試験送信開始、10月1日から本格運用開始)。

いずれも、次の仕様である。

送信する標準時は日本標準時のみで、基本的にはタイムゾーンを考慮していない。

しかし2011(平成23)年3月11日14:46(@281)に発生した最大震度7(マグニチュード9.0)の平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う福島原電周辺に対する避難命令に伴って、40kHzは2011(平成23)年3月12日19:46(@490)に停波されて以降、断続的に暫定な送信が実施されている。

短波JJY

かつて、5・8・10MHzの短波周波数を利用する短波JJYが存在した。

当時の総務省通信総合研究所が茨城県猿島郡三和町(現、古河市)のNTT名崎無線送信所から送信、テレビやラジオの放送局や天文観測など様々な場面で利用されていた。

しかしこの短波帯のJJYは外国電波との混信などの問題があったため、2001(平成13)年3月31日12:00(@166)で停止された。

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